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今井アレクサンドルさん
『アートは世界を変えられるのか？
一年ではたぶん無理だろう。
でも、アートで人生を変えられるか？
今年僕が見てきた限り、答えはイエスだよ。』
フランスのアーティストJRの言葉。
私は、
一枚の絵に、人生を変えられた1人です。
美術館で見る絵ももちろんですが、
家で日々を共にする作品たちも、私にはとても大切。
先日取材でお邪魔した今井アレクサンドル展は、
一枚数百円から絵を買うことができます。
しかも、
今井アレクサンドルさんは、あのアンフォルメルの巨匠 今井俊満さんのご長男なんです！！
小さい頃は、ポンピドゥセンターの目の前に住んでいたという今井さん。
マンレイや藤田嗣治にも会ったことがあり、
巨匠と呼ばれる数々のアーティストと小さい頃から接していたというだけあって、
作品の持っている力も、お話のスケールも別格。
毎年1万枚描けば、良い画家になれる
と、巨匠に言われたその一言を、今も忠実に守り、
毎日1日100枚描き続けていらっしゃるそうです。
何十万枚と１本の線を描き続けた人にしか辿り着けない、このライン。
どんな額装しようかな。
こんなにも、アーティストとしてのオーラを強烈なまでに放っている人は、
そう多くない、と思っています。
とにかく楽しい方なので、
野菜を買う感覚で、是非一度ギャラリーに足を運んでみてください。
今井アレクサンドル個展『キャノンボール ぼくたち』展
下北沢のギャラリーHANAで9月7日（月）までの開催です。
今回、ARTFULLというサイトでは、
私がインタビュアーを務めた今井アレクサンドルさんのインタビュー記事がアップされています。