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奈良美智さんのインタビュー記事
初めて奈良美智さんの作品をじっくり見たのは、
2012年に横浜美術館で開催された
『君や僕にちょっと似ている』展だった。
そこには、どこか懐かしくて、見たことのある、馴染みの女の子の顔、表情が沢山あって、
まさにその展覧会タイトルは、言い得て妙だ、と腑に落ちたのを鮮明に覚えている。
愛らしいのに牙を持っていたり、
笑っているのに怒ってる、
泣いているのに笑ってる、
そんな女の子たちを見て、
欠点は、きっと、その人の魅力そのものだ。
と思ったし、
人間の本当の美しさは、
もしかすると、滑稽さや醜さの奥に潜んでいるものなのかもしれない。
人間の本当の美しさは、
もしかすると、滑稽さや醜さの奥に潜んでいるものなのかもしれない。
と気づかせてくれた。
それから数年がたち、
もう3年前の話。
そんな奈良美智さんの、当時国内5年ぶりの個展、
それも巡回は一切なしの貴重すぎる機会に、
これを逃すわけにはいかないと、アート記事を書いた。
インタビューで伺ったお話もたっぷり盛り込んで。
その時の記事がこちら
今、森美術館で開催中のSTARS展に展示されている作品は、この時の個展の時と同じ作品も多く、
久しぶりの再会を果たす方もいるかもしれない。
今回も、奈良さんのレコードの展示もあります。
奈良さんのレコードや音楽に対する思いも、記事に載せていますので、
STARS展にお出かけの際は、事前にお読み頂けると、作品の見方が少し変わるかもしれません。
美術館は、現在、どこも時間指定制を導入しています。
それに、美術館で大声で話す人もあまりいないので、感染リスクとしては低いと言われています。
当然ですが、検温、消毒をしっかり行うので、
県をまたいでの移動がなかなかできない今年の夏は、美術館を楽しむのもオススメです
【STARS展:現代美術のスターたちー日本から世界へ】
開催場所:森美術館
会期:2021年1月3日（日）まで
予約、チケットに関してはこちらから