夢二繚乱
昔から、竹久夢二は特別に好きです。
伊香保にある夢二の記念館にも何度か訪れているけれど、
あの日見た夢二は、人生で1番心に染みる夢二だったと思い返しています。
彦乃さんの後にだって、何人もの女性と浮名を流している夢二だけれど、
それでもやっぱり彦乃さんが最愛の人だったのだろうし、そうであってほしいと、願わずにはいられません…
結局、叶わなかった想いは、どうしたって美化されて尊いものになってしまうのだから、厄介なのです。
中原淳一の夢二の絵に対するこの言葉
「小説の中の一場面や、場景を説明する絵ではなく、その小説の中に出てくる“女”の、また“人間”の哀しさとか宿命を、場面とは無関係に一枚の絵として描いている」
全く同じことを、いつも考えていました。
例年になく、今年の5月6月は寒暖差が激しいせいか、体調も万全!とはいきませんが、
相変わらず、束の間の音楽とアートに癒しを求めている日々です。
五島美術館のお庭は、嫉妬するほど緑が美しかった!
今月は、新しい仕事も盛りだくさんなので、
気を引き締めて頑張ります✨