池坊のはなし
今年2017年は、池坊が文献に記されてから555年という節目の年です。
それに合わせて現在、初代 池坊専好のことを描いた映画『花戦さ』も公開中。
私も池坊でお稽古を始めて1年以上がたち、生け花がますます楽しくなってきたところなので、とても興味深く拝見しました✨
俳優陣はもちろんですが、音楽は久石譲さん、タイトル文字は金澤翔子さん、
そして、今回の映画で非常に需要な役割を担う劇中絵画は小松美羽さんと、全てが豪華!
池坊専好が、信長・秀吉にそれぞれ披露したと言われる大砂物(幅7.2メートル高さ3.5メートルの松の大砂物が、劇中で今回初めて再現されていています)も見事でした。
巡回講座とは、家元で教鞭を取っていらっしゃる先生が、全国をまわって開講される1日講座のこと。
私が受けたのは『花戦さ』のエンドロールにもお名前が出てくる野田学教授の授業でした。
数百人という生徒の皆さんが受講するこの巡回講座で、
実は今回、私、ステージ上で野田先生に直々にお花を添削して頂くという貴重な機会を頂きました!
そもそも2人1組でお花を生ける ということも滅多にない機会でしたし、
何と言っても、生け花の大先輩方を前にお花をお見せするのはお恥ずかしい限りでしたが、、とても勉強になりました。
先生が生けると、いとも簡単そうに見えるのに、自分で生けようと思うと、どうしてこうも難しいのでしょう…
これからますます日々のお稽古に精進したいと思います💨