私的2017年No.1とNo.2の展覧会（2月中旬現在）

まだ2017年は2ヶ月と半分ほどしかたっていませんが、

その中で私的今年No.1とNo.2の展覧会がこちら。

既に多分2017年No.1なのではと思っているのが

【DAVID BOWIE is】

見終わってしばらくは放心状態に陥りました。

本当はこの日、デビッドボウイ展を見た後にもうひとつ展覧会をハシゴしようと思っていたのですが、

デビッドボウイで胸がいっぱいになってしまい、その日は1日ボウイの余韻に浸ることに。

会場に入ると1人1つヘッドホンが渡されて、何も操作しなくても音楽やインタビューなどがエリア毎に展示と連動して流れるようになっていました。

全ての音はヘッドホンを通して聴く仕組みになっているからか、

とにかくデビッドボウイの世界にどっぷりと入り込むことができます。

ラストは思わず涙こぼれる感動のフィナーレを1人で迎え、

会期中にもう1回行けるように計画を立てようと心に決めました。

「音楽はメッセージが被っている仮面。

音楽はピエロで、パフォーマーである僕がメッセージ」デビッドボウイ

DAVID BOWIE is CONCEPTUAL ART!!

デビッドボウイはコンセプチュアルアートでした。

【DAVID BOWIE is】

会期:2017年1月8日（日）〜4月9日（日）

休館日:毎週月曜日（1/9 3/20 3/27 4/3は開館）

開館時間:10時〜20時毎週金曜は21時まで。入場は閉館1時間前まで

会場:寺田倉庫G1ビル

住所：東京都品川区東品川二丁目6 番10 号

料金:一般2400円 中高生1200円

そして、今のところ私の中でNo.2なのがこちら。

原美術館で開催中の【ELIZABETH PEYTON  Still life 静 | 生】

エリザベスペイトンは、実にドラマチックでした！

赤い服を着て眠るこの人は、ニルヴァーナのカートコバーン。

1994年のカートの死後に構想され描かれたものだそうです。

エリザベスペイトンは、デビッドボウイも描いています。

今回の展覧会では、セックスピストルズのシドヴィシャスと母親を描いた作品もありました。

90年代半ば、ミュージシャンや歴史上の人物、あるいは恋人や愛犬など、自身にとって“憧れ”の存在や“美”を描いた肖像画が、時代に新風をもたらす“新しい具象画”と称されたアメリカの女性作家エリザベス ペイトンの日本初の個展です。

見終わった後には、上質な映画を1本見たような充実感で満たされました。

音楽好きな方必見の展覧会です。

【ELIZABETH PEYTON Still life 静 | 生】

会期：2017年1月21日(土)〜2017年5月7日(日)
会場：原美術館
 東京都品川区北品川4-7-25
時間:11:00 am – 5:00 pm（祝日を除く水曜は8:00 pmまで／入館は閉館時刻の30分前まで）
休館日:月曜日（祝日にあたる3月20日は開館）、3月21日
入館料:一般1,100円、大高生700円、小中生500円／原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料／20名以上の団体は1人100円引
公式サイト：http://www.honeyee.com/art-culture/170119_elizabeth_peyton