東京・丸の内の無料で楽しめるアートストリートの話
東京駅から三菱一号館美術館に向かう通り道の丸の内仲通りは、“丸の内ストリートギャラリー”という名前がついていて、
通り沿いにアート作品が9点も並んでいるということをご存知でしたか?
しかも、定期的に作品も入れ替わっているんです。
いつの間にか丸の内の顔になりつつあるのが、三沢厚彦さんの『Animal2012-01B』と『Animal2015-08B』
アニマルズシリーズで知られる三沢さんの動物たちは原寸大です。
木彫ならではの温かみと、何とも言えないユーモラスな表情、
けれど見つめていると、驚くほど野性味を帯びていてドキッとします。
三沢さんの動物たちの中には、たまに左右の目が違う色の子達がいるということを、
今年、クレマチスの丘のヴァンジ彫刻庭園美術館での『生きとし生けるもの』展で初めて知りました。
丸の内ストリートギャラリーには、トラとクマの他にミミズクもいるので探してみてくださいね![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
そして、三菱一号館美術館のすぐ近くには、そのヴァンジ彫刻庭園美術館でおなじみのジュリアーノ・ヴァンジの彫刻もあります。
この女性は、いつも可愛がってくれたというヴァンジの祖母がモデルで、
前で組まれた腕は、ヴァンジ自身の片手が絡んでいるのだそうです。
『追憶』いいタイトルだなぁ。
イタリア彫刻の第一人者だけに、ヴァンジの彫刻はいついかなる時もやっぱりオシャレ。
大好きな彫刻家の1人です。
ちなみに、ヴァンジ彫刻庭園美術館のことについてはARTLOGUEに記事を書いていますので良かったら読んでみてください♪
そうそう、丸の内ストリートギャラリーにはこの方の作品もあります。
草間彌生『われは南瓜』
草間彌生さんの南瓜と言えば、直島の赤と黄色の南瓜が有名ですが、東京の中心 丸の内の南瓜は黒。
洋服ブランドが立ち並ぶこの通りに、草間さんのドット南瓜はとてもよく似合います。
美術館に行かなくても無料でこれだけのアーティストの作品が一度に楽しめる通りはなかなかないので、是非丸の内にお出かけの際は、アート作品にも目を向けてみてください♡