第78回一水会展
突然ですが、
“絵画グループ” と言われて思いつくグループって何かありますか？
モネは、ルノワールやシスレーらと共に絵画グループを作りました。
それは後に“印象派”と呼ばれます。
（印象派は芸術運動のことなので、正確にはグループ名ではありませんが、元となったのはモネらが作ったグループでした）
日本にも、岡倉天心が率いた日本美術院、黒田清輝を中心とした白馬会など様々な絵画グループが誕生し、現在もそれはそれはたくさんの絵画グループが存在しています。
二科展 というとご存知の方が多いかもしれませんが、これも二科会という絵画グループの展覧会のことです。
そんな感じで、絵画グループは、大小あれど展覧会を定期的に開催していることが多いのです。
こうした絵画グループの展覧会はたくさんあるので、全てを網羅するのは不可能に近いかもしれませんが、私が毎年必ずお知らせを頂く絵画グループの展覧会が、ひとつだけあります。
それが、一水会というグループの展覧会です。
以前NHKの番組で取材させて頂いた画家の方のご縁で、お誘い頂いています。
今年は名古屋会場での最終日の今日、お邪魔してきました！
『第78回一水会展』
いつも作品を見るたび、ご本人にお会いするたび、大切なことを思い出させてくれる さきやあきらさんの作品です。
会場内は撮影禁止だったので、購入した絵葉書と写真プリントを。
本物を目の前にすると、
まるで3Dのように、樹木の肌が浮き出して見えることに感動しました。
取材させて頂いたときに見た、アトリエや屋外で黙々と作品に向き合うさきやさんの姿が浮かびました。
また来年もさきやさんの作品に会いに行かなくちゃ。
もちろんさきやさんだけでなく他にもたくさんの方の作品が並んでいて、とても見応えがあります！
東京・大阪・名古屋は既に終了してしまっていますが、
12月14日（水）から18日（日） 金沢の21世紀美術館での開催があるそうです！
お近くの方は是非。
そして、家に帰って改めてさきやさんの作品を鑑賞。
NHKの番組でも撮影させて頂いた作品『巣』
そうなんです、この作品、私の家にあるんです！！！
大好きな大好きな絵。
私の宝物です。