BIWAKO BIENNALE2016リポート② | 羽田沙織オフィシャルブログ「Art de vivre」Powered by Ameba

BIWAKO BIENNALE2016リポート②


前回の記事に続いて、BIWAKO BIENNALE2016リポートです。

メインの町家会場以外の会場で、私が特に好きだったものたち♡

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ピンホールカメラで撮影されたというこちらは、
和紙にプリントされた写真の上にアクリルが乗せられ、その上に水が張ってあります。

そのため、会場を歩いているとその振動が伝わって、水が波紋を作り出すのです。

暗い会場の中で、その景色は空想なのか現実なのか、その境を歩いているようで不思議な体験でした。

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これは現実(笑)

部屋一面に張り巡らされた金属の作品の上をなんと歩いちゃいました!

「歩いて梁の上に座るのがオススメです」
と作家さん。

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もちろん座りました(笑)

普段、触ってはいけないというのが鉄則のアート作品に、触ってOK登ってOK上を歩いてOKなんてびっくりです!

歩いてみるとわかるのですが、これ1本の金属でできているそうなのですが、
見た目によらずとても柔らかいのです。

自由自在に形を変える金属。

やっぱり体験してみないとわからないことの方が世の中多いですね。

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こちらは、中庭の景色の前に何やらアクリル板のようなものが数枚。

正面から見るとこんなことになっています。

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池原悠太さんの『幻視』という作品。

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1枚のガラスが映し出す影や、

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まるでラピュタの世界のような巨大な大根。

根っこの部分は本物の木の根っこです。

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鈴を鳴らすと、音に反応して映し出す映像の形を変えるインスタレーション。

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光を通す陶器の作品。

そして雨音はところどころで作品の良きBGMでした。

やっぱり雨も好きです。

たっぷり4時間のプレスツアーで満喫しましたが、
正直まだまだ時間が足りなかった〜

時間を気にせず、ぼーっと座って見つめていたい作品がたくさんあります。

東京からお出かけの場合は、京都が近いので紅葉の時期に合わせて行くのもいいですね!

名古屋からは1時間ほどと近いのであいちトリエンナーレと合わせて芸術祭をハシゴするのもオススメです♪

ちなみに、今回のBIWAKO BIENNALEプレスツアーは、近江八幡駅からの総歩数4760歩でした。

会場が近くに集まっているので、とても歩きやすいコースでした。

近くに素敵なお店やカフェ、瓦ミュージアムなどもあるので、途中いくつか立ち寄って1万歩達成することも可能だと思います!

川沿いも風情あるのでお散歩にはオススメです。

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「元々、日本の家屋には陰影がある。
 蛍光灯ギラギラの日本と、間接照明を楽しむ海外というイメージがあるけれど、
 本来は陰影は日本家屋が得意なのです。」

 と、総合ディレクターの中田洋子さん。

陰影・間合い・お茶の世界
が詰まったBIWAKO BIENNALE2016は9月17日からスタートしています♡

写真や文字では到底伝えきれない作品の面白さは、是非実際に足を運んで体感してみてください!


【BIWAKO BIENNALE2016】
開催期間: 
2016 年 9 月 17 日(土)~ 11 月 6 日(日)
開場時間/休場日 
10:00 ~ 17:00 / 木曜日(木曜日が祝日の場合翌日振替休)
パスポート料金 * 【 】 内は前売り 
一般 2500 円【2300 円】/学生(高校生以上) 2000 円【 1500 円】/中学生以下無料