BIWAKO BIENNALE2016 | 羽田沙織オフィシャルブログ「Art de vivre」Powered by Ameba

BIWAKO BIENNALE2016


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この週末、BIWAKO BIENNALE2016がいよいよ開幕しました!

今年のテーマは『見果てぬ夢〜Eternal Dream』

前回のテーマは『泡沫〜UTAKATA』だったのですが、個人的には毎回テーマでまず心を鷲掴みされます♡
(ちなみに前回のことについて書いた記事がこちら

今年はプレスツアーでお邪魔してきました。

会場は、近江八幡駅からバスでおよそ7分の近江八幡旧市街。

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江戸時代の風情が残る街中を舞台に、歴史と現代アートの融合がスタートです。

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メイン会場となっている町家は、部分的になんと300年前の建物をそのままに残しているところがあるんです!

前回2年前に初めて訪れた時から、この会場は100年や150年なんて年月ではないとんでもない年季を感じていましたが、300年って!!!

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確かにいい意味でボロボロ…(笑)

そんなわけで、自然とところどころ木漏れ日が差し込んでいる部分もあり、作品をいい具合に照らしています。

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元々その場所にあったものをそのまま作品に活かしているものもたくさんあります。

樽を利用しているこの作品は、樽から新種の生物が流れ出てきているイメージ。

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この白い渦はなんと全て塩でできています!

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山本基さんの『たゆたう庭』

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こちらの映像作品は、カゲロウを丸1日撮影し続けたもの。

わずか1日の命しかないカゲロウの生まれて死ぬまでが撮影されているのです。

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死ぬ直前のカゲロウの大群は、映像ではまるで花が散ったかのようで、ふと美しさすら感じるものでした。

更には、その羽音の大合唱のすごいことすごいこと!

しばらくこの映像を眺めながら、
あぁ、こうして俯瞰してみると全く別の一面を持つことって、私たちの生活の中にもたくさんあるよなぁと考えたりして。

気付いたら、大群のカゲロウを見て、その中の小さな小さな1匹と自分を重ね合わせているというとても面白い体験でした!

メイン会場のこの町家には、30人のアーティストの作品が展示されています。

BIWAKO BIENNALEの特徴のひとつは、10箇所ある会場が全てぎゅっと集まっているところ。

2、3分も歩けば、次の会場にたどり着くことができます。

写真がたくさんあるので、他会場については次の記事へつづきます…!