あいちトリエンナーレ2016〜ダニ・リマの舞台〜 | 羽田沙織オフィシャルブログ「Art de vivre」Powered by Ameba

あいちトリエンナーレ2016〜ダニ・リマの舞台〜


芸術祭ブームの昨今、
中でも、あいちトリエンナーレ の特徴といえば、
映像プログラム、パフォーミングアーツ、舞台芸術が充実していること。

今回は、なんと、オペラ『魔笛』の上演もあるんです!

その他、会期中に様々な舞台芸術を見ることができるのですが、
昨日のプレスツアーで、ブラジル・リオデジャネイロから来日している振付家ダニ・リマの舞台を見てきました。

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(Little collection of everything
   特別に撮影させて頂いています)

舞台の上には、私たちの日常にある物がたくさん。

ブラシ、イス、脚立、ぬいぐるみ、カップ&ソーサーなどなど。

それらを使って、様々な固定概念を打ち破る仕草や言葉が飛び出す舞台。

それは、日常的に見慣れたオブジェの関係を、新しく再発見する、
“子供の遊び心”がふんだんに盛り込まれていました。

振付家のダニ・リマさんは、パフォーマングアーツについて、インタビューでこう話していました。

「パフォーマングアーツは、その場その場で起こりうる舞台上のダンサーたちと観客との間のハプニングです。
私が来日してすぐに、この劇場に足を運ぶと、劇場のスタッフが集まって、みんなが丁寧に挨拶をしてくれたのですが、
それは私には何か儀式のように見えました。
劇場に着いてみんなが挨拶をしてくれた、
これは私にとって、感動的なことであり、これも私にとってパフォーミングアーツなのです。」

(多少の意訳あり)

なるほど!

何だかストンと私の中で腑に落ちました。

ダニ・リマの世界観は、
童心に返る体験であり、非日常へと誘われる体験であり、
更にそれらは日常に戻ったときにまで、私たちの固定概念へとアプローチしてくる不思議な体験でした。

私も、今回のトリエンナーレで、パフォーミングアーツにどっぷりはまりそうな予感♡

ダニリマ《Little collection of everything》は、
今日から8月14日まで愛知県劇場小ホールで、
8月17日から18日まで穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペースで開催されます。

お時間がある方は是非!

また、この舞台は、お子さんと一緒に見てほしいということで、
0歳のお子さんから一緒に見ることができます☺︎

お子さん連れで是非〜♪