これってアートなの?!
現代アートは難しい…
と、思っていませんか?
実際ちょっと小難しい気がします。
だから、私は大して理解しようと思わないことにしています(笑)
近年のアートは、本当にびっくりするほど色んな形があって、
何だってアートにしちゃったもん勝ち!みたいなところがあるので、(←語弊あり)
全部理解しようなんていうのは無理がある気がするし、できなくていいんだと思っています。
頭の中をよぎる
「これってアートなの?!」
という言葉を、1人静かに心の中にしまいこんだ経験、私は何度もあります(笑)
だって、便器にサインを書いたものだって、美術館に展示されちゃうんだから!
あ、これはかの有名なマルセル・デュシャンという人の作品で、近年と言っても1917年の作品だから、もう100年も前の作品です。
じゃあなんで、便器にサインしただけのものがアートなの?
そもそも便器自体、デュシャンが作ったわけじゃないんだから、デュシャンの作品と言えないんじゃ??
それより何より便器って、別に美しくないし…
美しくなくてもアートなの???
と、まぁ色んな疑問が浮かぶわけですが、
この作品の価値は、
『なぜアートは美しくなければならないのか、
なぜアートは自分の手で創り出さなければならないのか』
と、芸術に対する常識を問いただしてくるところにあるのだそうです。
つまり、近年のアートは、“考え方”自体がアートと評価される事が多いので、
よーく説明を聞かないと、ただ一見しただけではそれがアートなのかどうなのかわからなかったりするのです。
やっぱり、現代アートは小難しい…
だからこそ、現代アートは面白い!
アート側だって、何でもあり!ときているのだから、
見る側だって、何でもあり!なのです。
わからないものは、わからない!
嫌いなものは嫌い!
で、OK。
人それぞれ、好き嫌いもはっきりとわかれるし、色んな人の意見を聞くことで、色んな楽しみ方ができると思います。
今週開催の名古屋アートサプリウォークでは、
そんな小難しいけれど面白い現代アートの世界もみんなで覗いてみたいと思っています。
そしてもちろん、山口啓介さんのカナリア展もじっくりと鑑賞します!
お庭をゆっくり歩く時間も作りたいので、
お天気がいいといいなぁ~
お申し込みはヒューマンアカデミー名古屋0120-016-455まで。
ちなみに、これも現代アート♪
横山裕一さんの作品。
トリエンナーレ期間中は、街に横山さんの漫画が散りばめられていて、
漫画を読み解くことは、街を読み解く感覚へとすり替わっていくという、
体験しないとわからないアートでした。
あ~、今年のトリエンナーレも待ち遠しすぎる…!!