源氏物語絵巻
鳥獣戯画と並んで日本4大絵巻と呼ばれている国宝の源氏物語絵巻。
今から800年以上も前に描かれた、日本に現存する最も古い絵巻です。
徳川美術館で、全点一挙公開されていると聞いて行ってきました!
お天気も良くて、気持ちのいい昼下がり♡
徳川美術館、五島美術館、東京国立博物館に点在している源氏物語絵巻が全て一堂に会するのは、10年ぶりのことだそうです。
東京での開催だったら、鳥獣戯画同様数時間待ちは当たり前であろうこの展示も、
ここでは全く並ばず、程よい混み具合で、じっくり自分のペースで楽しむことができました。
現存する全場面がズラリと並ぶ展示室は圧巻で、とにかくただただ見惚れました。
届かないから狂おしく、
叶わないから鮮明に、
記憶は埋め尽くされていって、
いつの世も、人を想う気持ちは変わらないのだなぁ、とそんなことを考えていました。
源氏物語、今度こそちゃんと読んでみようと思います!
そして、期間中にもう一回行きたいと思っています。
今回、ニュースにもなっていましたが、
源氏物語絵巻の下絵が判明して、絵師が構図を変更した箇所も明らかになったので、そのあたりも注目です。
それから、原本と同一の素材や技法を使って当時の色合いを再現した平成復元模写も、眩しいほど美しかった。
12月6日までと展示期間は短めですが、
是非お見逃しなく!