空白の触覚 | 羽田沙織オフィシャルブログ「Art de vivre」Powered by Ameba

空白の触覚


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白は、様々なものを内に秘めて閉じ込めているようで、
ここでは、空気も時間も何もかも特別に刻まれている気がする。

そして、全体を構成する色グレーは、
確かなものを不確かに、記憶は曖昧に包み込んでしまうようで、引き込まれました。

そもそも記憶とはそういうもので、
現実なのかそうでないのか、その狭間は曖昧な方がいいのかもしれない。

そのグレーは、近くに寄ってみると、たくさんの動植物で埋め尽くされていて、
それらがちゃんと、均一にグレーという色を奏でるように構成されていました。

山田純嗣さんの新作ドローイング。

個展にお邪魔して見てきました。

そして、ご本人にもお会いして、お話を伺ってきました。

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以前、三岸節子美術館で開かれた個展を見てからファンなので、お会いできて嬉しかったー!
(ちなみに、三岸節子美術館での個展についての記事はこちら

お忙しい中、繊細に、丁寧に、作品についてお話してくださったのがとても印象的でした。

今回の新作のドローイングも、やはりどれも名画が元になっています。

今ちょうど愛知県美術館に展示されているデューラーのメランコリアⅠを元にした作品もあるので、
比較してみるのも面白いですね!

1階展示スペースには、オフィーリアのパールペインティングの作品もあって、やっぱりステキでした♡

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そして、作品集には、ちゃっかりサインも♡

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ステキな時間、ありがとうございました!

山田純嗣さんの個展 “空白の触覚” は、AinSophDispatchにて今月28日まで開催されています☺︎