トリエンナーレDAYを振り返って | 羽田沙織オフィシャルブログ「Art de vivre」Powered by Ameba

トリエンナーレDAYを振り返って




スタジオベロシティという若手建築家ユニットによる作品は、
屋上全体を、白銀の世界に変えてしまっていた。

空を見上げると、何とも繊細で細い糸が、さいのめ状に敷き詰められて、
風にたなびいて、時に波のように、時に雲のように。

空は切り取られて、なんだか手が届きそうで。



ネオ漫画と呼ぶ漫画が、街の至るところに出現する横山裕一さんの作品は、
漫画の世界と、現実の世界を結びつけ、
『街を読む』という仕掛けになっている。

街全体に散りばめられたアートの断片を、
集めていく作業は、まさに体験型の現代アートの醍醐味。



昭和の香りのする、昔懐かしい喫茶店にも、現代アート。

喫茶店では、おばあちゃんが昔と変わらない一杯の珈琲を入れてくれる。

街にアートがちりばめられるということは、
その街の人々も、そこでの暮らしも、すべてがアートの一部だということで。

それは、何ともアートがいとおしく感じる瞬間。



昨日のリポート、聞いて下さった皆さん、メッセージを下さった皆さん、ありがとうございました!

トリエンナーレ行ってみたくなったってメッセージの数々が、
とてもとてもとても、嬉しかったはーと

アートが好き。

その想いが、また強くなったトリエンナーレDAY

ありがとう。