象徴主義の画家ルドン
オディロン・ルドン
正直、だれ?って感じで、ルドン展に足を踏み入れました。
とても精巧だけど、白黒の作品ばかり…
私の好きなタイプの絵じゃないなと、内心思っていた私の心は、この子にガッツリ奪われました
蜘蛛
なんて愛くるしい顔してるの~
そして、ルドンが、黒から色彩へ、影から光へと、作風を移すと…
翼のある横向きの胸像
瞳をとじて
そして、グランブーケ
心を奪われる瞬間って、
なんていうかこう、息ができなくなるみたいな。
時間が止まっちゃうみたいな。
まさに、そんな感覚です。
このグランブーケは、とても大きな作品です
ルドンの描く花は、現実の野生の花と、画家の幻想の花とが入り交じる、
その瞬間が、表現されていて、とても美しかった
そして、今回、私が、最も心奪われた作品は、
オフィーリア
ハムレットの登場人物のオフィーリア。
恋に破れて狂い死にした人だから、この女性は、死んでいるのですよね。
こんなにも美しい死があるのか。
いや、死じゃなくて、これこそが、生なのかもしれない。
とにもかくにも、
オディロン・ルドン
しっかり勉強してから、また会いにいきます