フェルメール
新年最初のShibuyaVillageVoice
ご参加、ありがとうございました
今日は、bunkamuraザミュージアムで開催中の『フェルメールからのラブレター展』をご紹介しました
33点から36点しかないと言われているヨハネスフェルメールの作品の中から、
今回は、3点が集結するという、とても貴重な機会です
まずは、'手紙を読む青衣の女'
この青色は、ラピスラズリが使われています
修復後、世界初公開の作品です
'手紙を書く女'
'手紙を書く女と召使い'
よく見ると、手前の床に、投げ捨てられたような手紙と、ロウソクと封蝋が落ちていることから、
激しい感情の高まりがあったことがわかります。
こんな細かいところまで、ちゃんと描かれているんです
フェルメールの作品は、ストーリーの一瞬を切り取ったような絵で、今にも、人物が動き出しそう
私、今回、フェルメールの作品を初めて見たのですが、
この繊細さと、緻密さに、とても驚きました。
思っていたよりも、ずっと小さな絵でしたが、
何となくモナリザを初めて見た時みたいな感覚と似ていて、
小さい中から、ものすごいオーラを放ち、光輝いているように感じました
現代の私たちが、美しいものを見た時に、それを写真に残したいと、思うような感覚で、
17世紀のオランダの人は、こうした、緻密な絵を描いて、その瞬間を、残したのかなぁ。
そんな感じで、今日も、楽しい1時間30分でした
今年もShibuyaVillageVoiceよろしくお願いします