日常ながら運動を「きっちりした運動ができない人」「忙しい人」「意志の弱い人」の補助として「やらないよりまし」と
いう程度で捉えるかもしれませんが、「日常ながら運動」では「ながらでも」とか「ながらしか」ではなくて、「ながらこ
そ最強、最良」だという考えを持ってほしいのです。
健康づくり、ダイエットの大原則は、できるだけエネルギー消費を増やして、余分な脂肪を燃やすことです。
意外に感じるかもしれませんが、日常ながら運動は、この大原則にピッタリ合っています。
一度に行わないので疲労しません。また疲労しても軽いのですぐに回復します。そのため、何度でもでき、1日の
トータルの運動量が多くなり、しかも明日に疲れをもちこすことなく毎日続けることができます。
椅子に座ったままの腹筋運動を例にとると、ジムで行えば1回につき10回~20回を1セットで、多くても3セットが
目安です。それがながら運動では、1日100回~200回は軽くできます。
日常ながら運動はカロリーを1分間に5kal前後消費します。
ながら運動を1時間に2回意識して行えば、起きている16時間で160kcal消費します。
3ヵ月では14400kcalで脂肪2kgの減量です(脂肪1gを7.2kcal換算)。半年で4kg、1年で8kgです。
日常、ながら運動を意識して行うだけで、多くの人が5kg~10kg近くやせたということが理解できます。
日常ながら運動はきつい運動をしてはいけない
「できれば、ちゃんとした運動のほうが、より効果が上がるのでは」と思うかもしれません。たしかに、きつい汗を
たっぷりかくような運動は、一見エネルギー消費量は高そうに思えますが、実は、きつい運動しても、しなくても、
それほどエネルギー消費量に差がないという研究報告があります
・56歳から78歳までの男女11人に8週間、1日150kcal消費する持久的トレーニングを行ってもらい、トレーニ
ング期間前後の1日の総消費エネルギー量を比較しました。 ・運動効果により基礎代謝は増加し、運動によるエ
ネルギー消費分も上がりましたが、日常生活活動によるエネルギー消費量は逆に38%も減少。 ・その結果、1日
の総エネルギー消費量でみると、トレーニング前とトレーニング後でほとんど変化していないのです。
きつい運動を続けると、疲労が徐々に蓄積され、体は本能的にエネルギー節約モードに入ります。
運動した翌日は疲労回復のため、動きが緩慢になり、姿勢がデレッとする経験はだれにでもあります。
続きはまた次回
- XYSTUS(ジスタス) スリムトレーナーTR H-7218/TOEI LIGHT(トーエイライト)
- ¥1,785
- Amazon.co.jp