広島県竹原市「あいふる通り」
300mにわたる商店街のアーチやアーケードにマウントが並んでいます。
竹原市は、広島県沿岸部のほぼ中央に位置し、風光明媚な瀬戸内の自然と温暖な気候に恵まれたまちです。
海と山に囲まれた地形は、美しい水と四季折々の味覚を育んでいます。
広島空港や山陽自動車道などの高速交通体系に比較的近く、都市部へのアクセスに恵まれています。
また、瀬戸内海国立公園などの豊かな自然や、江戸時代に製塩業や酒造業で繁栄した面影をいまに伝える町並み「重要伝統的建造物群保存地区」を有するなど、歴史と文化に恵まれたまちでもあります。(ここまで 文・広島県交流・定住ポータルサイトより)
この「あいふる通り」は竹原駅から重要伝統的建造物群保存地区「たけはら町並み保存地区」へ向かう途中にある商店街です。
これらのマウントは2018年頃に設置されたようです。
ストリートビューの2011年の写真では駅側に大きなアーチがあり、屋根のデザインも蒲鉾型をしています。
その後アーチが撤去され屋根が張り替えられ(柱は恐らく流用)色も塗り替えられましたが、その時点ではマウントはありません。
マウントは2018年に取り付けられたようで、同年1月の写真にはまだマウントがありませんが同じ場所の8月の写真に真新しいマウントが見られます。
「現代のマウント新設」は島根県松江市「竪町商店街」、商店街ではないですが沖縄県今帰仁村今泊(いずれも未訪問)でも行われています。
竪町商店街のマウントは2012年頃には現在の形になっていたとみられます。
柄や傘の形にばらつきがあるので再利用品の可能性もあります。
この記事や設置環境や柱の形状などから昔から現在の形で存在していた訳ではなく、この頃に新設或いは大規模な移設や改修が行われたのは明らかです。
地元・島根県立松江工業高校には、器具のお手入れをする現代の学球委員「電ボラ」なる組織があります。
今帰仁村のマウントも竪町とほぼ同時期の2013年頃の新設と考えられますが、残念ながら既にLED器具への交換が進んでいるようです。