30歳を超えてしまうと、肌老化が顕著にみられてしまいますよね・・・。そもそも、生まれたときから肌は劣化、老化していっているんですから当然と言えば当然なんですが。
なぜだか、30歳を超えると急激に肌の衰えが目立ち始めてしまいます。その理由は、「コラーゲンの減少」によるもの。女性ホルモンの減少ももちろん関係ありますが、体内に存在するコラーゲンが自力で生成されなくなっていってしまうんです。
そのため、肌のハリはなくなってしまいます。30歳ではまだ気にならないですが、「膝が痛い」と母が良く言いますが（64歳）肉体的にもコラーゲンの減少が影響しています。
肌のハリやみずみずしさ、弾力などをもたらしているのがコラーゲン。たんぱく質の一種で皮膚に体全体の約40%が存在しています。
そのうち約70%が真皮という部分にあることが知られています。コラーゲンは、エラスチンやヒアルロン酸と一緒にお肌のハリや潤いを保つ役割を持っています。
このコラーゲンが20歳をピークに減少していくと言われていて、お肌は当然弾力を保てなくなってしまうので、しわやたるみが目立つ老け顔に徐々に変わってしまうんです。
肌の水分を保つ力も弱まっていくので、乾燥肌になりやすくなるという側面もありますね。
真皮にあるコラーゲンは、線維芽細胞でエラスチンなどと一緒に合成されています。しかし、その合成量も線維芽細胞の働きが衰えていくことで減少することは不可避ですし、コラーゲンそのものの質も老化で硬くなったり劣化していくことがわかっています。
老け顔が酷くなるのが嫌なら、身体の外から良質なコラーゲンを摂り込んで体内の合成や新陳代謝を促す方法が有効です。食事からでも摂取可能ですが、美容ドリンクでもサプリメントで低分子化されたものを摂取するとより効果が高まるのでオススメです。
コラーゲンは体内に入るとそのまま一旦分解された後で再合成されます。単純に摂取するだけで老け顔が若返るわけではないのです。
再合成を促すためにはビタミンCを一緒に摂る必要があります。レモンなどの果物やビタミン剤なども必要に応じて取り入れるといいですね。