フェアトレードのチョコレート | 人形パラドクス

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イギリスかぶれの"おじいちゃん系女子"ののほほん生活。
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みなさん、こんばんはモモです。

先日、神戸へ訪れたさいにフェアトレードの雑貨や食品を扱うお店を見つけました。

「segodon」というお店です。

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ウーパーぼうやというキャラクターに誘われて

segodon(セゴドン)

神戸市中央区栄町通3ー1ー12
伊藤ビル202

営業時間13時~18時
定休日:水曜日

http://sbsegodon.ocnk.net/

くまさんのフェルトポーチや、小鳥やウサギのモチーフのスプーンやフォークなど、かわいい雑貨や
素材の産地にこだわったジャムや、お砂糖、チョコレートなど
いろんなものがありました。

店員さんも優しかったです。
店主さんなのかな?

私は、お店で一番人気のフェアトレードのチョコレートを買いました。

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People Treeのヘーゼルナッツのチョコレート

ちょこちょこ見かけるパッケージで気になっていたのですが
試食をいただいて美味しかったので購入しました!

おやつの時間にいただきます^^


今まで、フェアトレードのことは新聞で読んだぐらいで詳しくは知らなくて

ただ、チョコレートの原料のカカオの栽培のために、子供たちが厳しい労働を強いられていたり、カカオ畑を作るために森を壊したり、強い農薬を使うことが問題になっていて

その状況を打開するためにフェアトレードがあるのだと

そういう認識でした。

これを機会に、フェアトレードのことを調べてみました!

チョコレートに限らず、コットンやウールなどの服飾に関係するものにもフェアトレードがあるんですね

児童労働を禁止するというのには、すこし疑問があって
仕事を失ったら、それはそれで大変で
もっと根本的な解決が必要なんじゃないかなあと思っていたのですが

フェアトレードは、そこまで考えられた活動でした。

「変動する国際市場価格に対して、生産者がきちんと対価を得られるようにフェアトレード価格を設定し
生産者が適正な収入を得られるようにし、子供を働かせる必要がないようにする」

なるほどなあ
とても納得しました。

ヨーロッパでは、日本よりももっとメジャーな活動なのかな
日本では「オーガニック」の意味を知らない人もたくさんいるし、「フェアトレード」もあんまり聞かない気がします。


それから、フェアトレードのこととお買い物のことを、ぼちぼち考えていました。

以下、私の個人的な考えです

フェアトレードとかオーガニックとか
色んなものがあるけれど

お買い物するときはあんまり考えていないけれど

ただ、長い目で見ていいお買い物をしようと思っていて
一番いやなのは、安物買いの銭失いです。

家族がよく、100円ショップで買ってきたものに難癖つけているのですが
そもそも100円ショップにいいものを求めるのが間違いだと思いますし、
結局、使えなかったと買い直すなら、その百円は損していて、ただの無駄遣いでしょう

けれど、こんなふうに外国産の安いものが溢れる市場で、拘りを持って作られたいいものたちも、また注目を集めはじめていますね

消費者が二極化しているように思います。

私は、安いものをどんどん買い換えるより、すこし高くても一つ質のよいものを買って長く使うほうがお財布に優しいと思って、そうしています。

安いものを求めることで、結局損をしてしまったり、極論じみていますが巡り巡って自分たちの労働環境を悪くしてしまっているというお話もあります。

フェアトレードの考え方を、発展途上国のための活動としてではなく
もっと身近なところに取り入れられたら、日本のワーキングプアーとかブラック企業とかの問題も解決していくんじゃないかなあと思ったり

環境のことや、遠い国の労働者のことを考えてお買い物することはなかなか出来ないかもしれませんが

自分のお財布のことや、仕事のことに置き換えれば
いろんなものが見えてくるのではないかと思います。


たとえば、私は、スーパーマーケットで買い物したときに、ビニール袋を持って歩くのは可愛くないと思うので
かわいいトートバッグを持って買い物に行きます。
ただの私のファッションに関する拘りですが、それが一応ビニール袋の削減に繋がっているようです。

ビニール袋の削減がどれだけ環境に優しいのかは解りませんが

大きな問題も、身近なことに置き換えて考えるのは大事なことなんじゃないかなあと思います。


あらあらかしこ