
翌朝、一夜の宿、(カンパラの警察署、床はコンクリ、窓はなく、ドアは鉄格子、)で目覚め、お巡りさんに礼を言って街に出た。
街は内乱の後か、色も、お店の商品もなく、埃っぽい。ここって一国の首都だよなあ、、、、
まず飯を食おう。
と言っても、メニューはスープにウガリかマトケ、ウガンダ名物のマトケ(バナナの煮たもの、サツマイモみたいな味)にするか!旨くはないけど。
飯を食って街を散策していると、急に爆音がこちらへ向ってくる、え?軍用車?内乱?
でも音は明らかに高回転エンジンの音!
すると、突然、ラリーカーが目の前に吹っ飛んできた。まさに吹っ飛んできた。
それもWRCに出てくるようなフルチューンマシン!
あっという間にカンパラの街中を爆音と土煙を纏い走り去って行った。
続けて数台!
まあ、舗装もボロボロで、ラリー向けの場所かもしれないけど、なんで?なんで首都のど真ん中をラリーカーが走り抜けるの?
未だにあれが何だったか、わかりません。
あの1985年春、カンパラの市街を駆け抜けたラリーカー、なんだったの?
誰か知っていたら教えてください。