ウガンダ３日目
ナイル源流の街、ジンジャから満員のミニバスに揺られウガンダの首都カンパラへ。
あの食人大統領アミンが追っ払われて平和になったというのでアルマンズーラホテル仲間と来てみた。
しかし、ひどいもんでした。
幹線道路は穴だらけ、20分おきにポリスチェックとアーミーチェックの繰り返し。
その都度パスポートを出して、バスの乗客全員です。
逆らえないし、ほんとストレス！
ようやく街に到着も街は薄暗く、道路は舗装もはがれ穴だらけ。
取り敢えず、飯を食って、
名物？のマトケ（バナナの煮たやつ、サツマイモみたいな感じ）にシチュー、旨くはないな。。。
その後、安宿を探すが、すべて満室。
しょうがないので、長旅の仲間に聞いてた警察署で泊めてもらうことにした。。
異国の警察なんてあまり訪問することなんてないし、国が国だからビビっていたけど、意外に親切に「この部屋使っていいぞ」なんて言われ、、、う～ん取調室だな、ここ。
荷物を置いて（警察内なので泥棒はいないよな、ただアフリカの警察って泥棒多いんだよな）街を散策に行こうと表に出て何となく外壁を見ていたら、多数の視線と怪しい気配を感じた。声も聴こえる、オレを呼んでいるような、、、でもただの壁だよ。
内戦で、あるいは警察の拷問で死んだ人たちの霊か？
よーく見たら、壁の下方、地面すれすれに、鉄格子のはまった横に細長い窓らしきものが。
中は真っ暗、しかし、いくつもの眼と歯だけが暗闇の中から浮かび上がる！
びっくりして腰抜かすとこだった。
そう、監獄でした。狭い地下室のような監獄でした。そこに何十人もの犯罪者がこっちを見てザワザワ。
背中を氷で撫でられたような、、、
カンパラの監獄、警察内だから拘置所なのかな。
ひ弱な日本人なら三日もたないだろう環境、日本で幼児殺しとかした奴はここへ放り込めば真剣な反省をするだろうなあ、、、
街はまだ内戦後のような雰囲気。ショウウインドウを除いても商品は無い、あっても埃っぽい。
なんいもないなあ、、、と思っていたらどこからか高回転エンジンの凄まじい爆音が聴こえてきた。
なんだ！？！？
続く