〇保育士時代の話です〇

1歳児から2歳児。現在の国基準を知りませんが当時は保育士一人に子ども6人。(実際には複数担任制で保育士二人に子ども12人のクラス)3歳未満の子どもたちを「未満児」と呼んでいました。大半の方は「絶対無理」と思われるでしょうがこれが国基準です。

 

未満児クラスは子どもたちの間で喧嘩が絶えません。言葉が未熟です。絵本やおもちゃの取り合いから相手をなぐったり噛みついたり、、大声で泣き叫ぶ子どもたち、朝から晩まで賑やかな毎日です。保育士は自分の意思を「言葉で伝える」ことを教えることから始まります。

 

「かして」~「いいよ」

「やめて」~「ごめんね」

子どもたちは保育士の言葉を耳で聞いて’おうむ返し’のように発して「おくちで」自分の意思を言葉にすることを習得していきます。

 

保育士は乱暴な行為に及んだ子どもの言い分もしっかりと聞きます。しっかりと主張を聞いてあげることが大切です。時に乱暴な行為に及んでしまったことにも意味があるのです。クラスの人数が増えてくる年中さんになると子どもの中に仲介役が現れ子ども同士で問題を解決しようとするようになってきます。民主主義の芽生え。

 

〇民衆主義って何だ?〇

 

一言で言えば「みんなで話し合って決めること」

A案とB案があったとする、お互い意見を出し合う。一人の意見で決めない。

多数決で決める時もある、決めたことには少数派も従う。

 

民主主義とは

相手の気持ちや立場を理解すること。弱い人の気持ちも一番に理解してあげること。

武力を行使して相手を攻めていくのは民主主義とは逆のやりかたです。

 

 

 

 

 

77回目の終戦記念日に寄せて

世界中の全ての国から戦争と醜い争いが無くなりますように!