2週間前のことです。あるお客さんのところに15年ぶりに(もっとかもしれない)訪問しました。
小規模ですが堅実に観葉植物の生産をされている方です。私より年上の方、現在息子さんが継がれて経営権を譲っています。
思い出話に花を咲かせているうちにその方が突然こんなことを言い出しました。
「そう言えば鉢屋のおじさん 何度も仕事辞めたいって俺に相談してきたよね、それが今では社長さん、よく頑張ってきたね」
鉢屋のお兄さんだった頃の私にとっては兄貴的存在。今だから話せるけど社外の人に語ってはならないような相談もしていました。
人間的に大きな方です。きっと他の若い生産者も相談に出向いていたと思う。「駆け込み寺」の僧侶みたいな方。
同行していた24歳の営業がびっくりしたのは言うまでもない。
私も唐突に出てきた話題に戸惑ったのは言うまでもありません。(笑)
【働く幸せって何だろう?】
人のために働くからこそ、
人は、ほめられ、人の役に立ち、
必要とされる。
私たち日本人は、
もう一度このことを思い出すことによって、
「働く幸せ」を取り戻せる。
85人の社員のうち63人が知的障がい者。
渋沢栄一賞も受賞された日本理化学工業の創業者大山泰弘さんの
教えです。人の役に立ち、必要とされてる。
全ての社員がそう思って働いてるような会社にしていくのが私の目標であり任務。
そう思えるようになると30年前の私のように「辞めたい」と言ってしまうボヤキは出てこないはず。
人の役にたっていること 必要とされてること、。働く幸せを感じれる会社に、大家族経家。