私たちの生活の中で使ったり消費したりするものは純国産が少なくてほとんどのものが輸入に頼っています。国産のものでも一部原材料や部品等が海外で生産されています。

 

輸送手段は海上輸送が主流。もちろん生鮮品等で空輸されるものもあります。逆に日本で作ったものが海外に輸出される場合も海上輸送。大きな大きなコンテナ船に載せて運ばれていきます。

 

 

 

そのコンテナ船が昨年秋以降大変な問題を抱えています。

 

VAN(コンテナ)が無いから輸出できません!やっと船が見つかりましたが海上運賃が今までの4倍か5倍になります(*_*)

 

えっ何故?

発端は中国などアジアの生産地からアメリカに送られたコンテナ。アメリカではコロナ禍の影響で荷揚げ作業をするスタッフが不足、港でコンテナ船が待ちぼうけ。

 

商品を積むコンテナは一方通行ではありません。中国から日本に輸出したコンテナは中身を取り出した後日本別の場所で輸出する商品が積まれてまた海外へ運ばれていきます。違う国に行ったコンテナはまた別の商品が積まれて違う国に。コンテナは世界を旅しているのです。今までスムーズに動いていた循環がコロナ禍で崩れてしまいました。

 

画像は先日弊社に入荷したコンテナ

ボロボロです。ブラックジャックのようにツギハギもある。VAN(コンテナの箱)が無くて「お払い箱」から引っ張り出してきたと思われる。中の商品には問題はありませんでしたが運賃はこれまでの4倍!

 

 

想定外の出来事

商品代金に転嫁していくことが避けれない状況です。