あよん☆
先日、大型書店の参考書コーナーで一生懸命過去問を選んでいる親子がいて、必死に声をかけるのを抑えていたはちやま改め、お節介の押し売り野郎(未遂)です。
でも、その親子が手に取ったものが使いにくい参考書だったもん。
学力や志望校など詳細は知らないので、まあ好きにすればいいんだけど。
はっきり言って、ものごとのオンライン化は止められない。
そういうと、
「対面式授業とオンライン授業では比べ物にならない」と言う議論に発展しがちだ。
これは全くその通りで、言葉通り、「比べることができない」
フランス料理フルコースディナーと
お手軽な値段で食べる定食屋の料理。
これがどちらがいいかなんて議論しても仕方がない。
役割が違うんだから。
味も雰囲気も値段もフルコース料理はゴージャスだろう。
でも、それを毎日食べたいか?
毎日食べるなら、定食屋のレバニラ炒め定食680円の方がいいだろう。
デートの時にレバニラ炒めで愛を語りたくはない。
やっぱり雰囲気のいいところでおもてなしをしてあげたい。
役割が違うもので優劣を競っても仕方がない。
毎日、授業をしていて圧倒的にオンラインの方が手間が少ない。
(実はオンラインの方がボクの手間は爆発的に多いけど)
通塾の手間や時間、準備の時間や親の送迎の手間などを考えたら、普段の授業はオンラインでも十分だと思う。
生徒や保護者さん側の手間が圧倒的に少なくなっているので、できることがある。
I canでは
19:15から30分だけの『毎日理科』と言う授業をしている。
その名の通り、毎日やってる。
中1から中3まで誰が受講しても構わない。
そんな授業は今までできなかった。
だって、30分のためだけに塾に来させるって結構大変なことじゃん?
そして、部活がある子でも家に19:14:59に帰ってくれば、受講できる。
そのあと授業が終わったら、0秒でシャワーを浴びたり、ご飯を食べたりもできる。
「汗臭いかも・・・」とか気にする必要もない。
たとえ、おならをブッこいてもその匂いは伝わらない。
(ミュートをしておかないと音は聞こえるから気をつけろ!)
こういったメリットは出てくる。
ただ、ここまでオンラインを持ち上げておいてなんだけど、
オンライン授業ですべてうまくいくとは思っていない。
どうしても直接会わないと伝わらないこともある。
それはある。
確かにある。
だから、絶対に対面授業も否定はしない。
(否定すると、自分ができなくなるからね)
でも、今塾でやっていることのほとんどはオンラインでもできる。
そして、そこで超効率的に勉強したら、
実際に会わないとできないことをすればいい。
例えば、キャンプにいくのはどうだろう?
先日、うちの生徒が家族とキャンプに行って、
そのキャンプ地からオンラインでボクの授業を受けていた。
テントの中で勉強していた。
これってめちゃくちゃ興味深くないか?
家族とキャンプにいくこと。
ボクの授業を受けること。
二つをどちらも諦めることなく、実現させた。
本来ならどちらかが犠牲になっていたのに、オンライン授業によって2つとも実現できるようになった。
ちなみにこの子は偏差値65を超えている秀才。
こういった子はどんな環境でも勉強できるし、勉強の優先順位も高いからあらゆる工夫をしてくる。
実際にボクも車で移動しながら、会議に参加したし、
子どもとキャンプしているところから、授業をしたこともある。
子どもが撮った授業中のボク in camp
まだ、オンライン授業は発展途上すぎて、どう使っていいかわからないところもある。
でも、これから超効率的に勉強していくなら、オンライン授業はかなり便利アイテムになる。
そう言う意味では今ボクは全国的にかなり攻めている塾長だと思うんだけど、どうなんかな?
「お前なんかたいしたことねーよ」って人がいたら、ぜひ出てきて欲しい。
そして、ボクにオンラインのことを教えて欲しい。
そうすれば、ボクはもっと進化できる。
勉強の制約を緩めて、自由度をもっと上げればもっと大きな学びができる。
それこそ、子どもが旅をしながら勉強したり、
海外に行きながらでも塾に通える。
海外の日本人の子に教えることもできるし、逆にボクが海外に行っても授業ができる。
「塾に来て、先生に会わないとできない勉強」から
「いつでもどこでも好きなことをしながら、好きな先生から学ぶ勉強」になる。
最低限の勉強はオンラインで済ませて、
もっと自分のしたいことを積極的に学べる時代になってくる。
ボクの予想・・・あと3年以内。
じゃ、ばいやい☆