
スーパーではまず扱わない
大長なす。
主に熊本地方で栽培されるから
熊本とついているけど、
実家でも栽培していた。
熊本ほど大きくはないけど、
それでもなかなかの大きさで、
柔らかくてジューシーで
茄子の王様だと思ってた。
東京では茄子と言えば以前は短いのばかりだったけど、最近は「長茄子」も売っているので、我が家は長ナスオンリー。
なので、これと比較してみた。
長ナスが大体普通の茄子の倍の長さで、
大長なすは、さらにその倍以上。
50センチ近い。
一駅ほど先の八百屋で見つけた。
一本200円くらい。
この大長茄子は、水分含有量が
普通のナスよりものすごく多くて
実がホワホワに柔らかい。
そのため、素揚げには
向かないけど厚めに切って
フライパンで焼くと抜群に美味しい。
生でも食べられるくらいなので、
気持ち多めの油で両面に焦げ目が
できれば出来上がり。
普通のナスとは食感が全然違うの。
あまりに柔らかいから、煮物にすると
一回は美味しく食べられるけど、
煮なおすととろとろに溶けてしまう。
もちろん普通に焼きなすにしても美味しい。
水分が滴るほど。
そもそも手触りから、違うから。
ただ、水分が多いから
痛みも早いし、大きいから輸送の面倒さもあるんだろう、東京ではめったに見ない。
その八百屋さんもあるときばかりじゃないけど、この夏は、ちょこちょこ覗いてみることにする。
自転車で行ってもいい運動になるからいいや。