名久井組の若頭・佐古は、組のお抱え弁護士である征眞とセフレの関係を続けていた。
そんなある日、佐古は征眞が結婚するという情報を手に入れる。
征眞に惚れている佐古は、彼が結婚に踏み切らないよう、食事に誘ったりプレゼントを用意したりと、あの手この手で阻止しようとする。
しかし残念ながら、征眞の結婚準備は着々と進んでいき…。
イカツイ顔して、心は乙女――❤
「レッドドアクラブ」シリーズのスピンオフ
前作「シークレットドア」の毒舌弁護士のお話
でも私読んだ覚えないなあ…
と思ってたんだけど「ソーシャルライブラリー」
見てみたら読了で星４つ付けてた。
持ってたり読んでたりする本は把握しているつもりだったから、軽くショック。
まあそれはおいといて、感想は「こういうのが読みたかったんだ～～！」
受けの腹黒毒舌、策士の弁護士の女王っぷりがいい！！
そして、心は乙女なのがやくざの若頭（笑）
でも、乙女っていうより、好きな相手に対してだけ自己評価が低いドヘタレかな。
お互い１５の時に家出をし、出会い、以来１７年つかず離れず
なんとなく流れでセフレになり・・・・・
だからお互い気持を確認する事がなく、関係だけがズルズルつづいていたけど
結婚話が持ち上がり、あわてた若頭がこっそり結婚を阻止しようとする。
でも、それこそが腹黒弁護士の狙いだった。
若頭の妨害方法ってのが、「相手の女性にホスト崩れの若者を近づけて誘惑する」とか爆笑もん。
なんたって惚れた相手にはとことん弱いけど、陰でこっそり守るくらいしかできず
気持ちを告げるなんてとっても出来ない、ヘタレ攻めが可愛い（笑）
実は盛大に嫉妬したりしてるのに、顔には出さずいじけてたり
いかついだけにギャップがいいんだわ。
これでヤクザの若頭（笑）
水壬さんは好きでもちろん全部読んでるんだけど、最近「これ！！」ていうのがなかった。
久々の私的「ヒット！！面白い＆星５つ」
これはもう一度ＲＤＣの「シークレットドア』を読み直してみよう。