新刊はアンソロジーでパラパラ立ち読みしちゃってたんだけど
結局古本になるのを待てずに新刊で買っちゃったよ。
新刊「イジメたいほど愛してる」については、「貴婦人のつぶやき」でLazyさんが
最高の感想を書いてくれてます。私も大いに同感。
http://blogs.yahoo.co.jp/lazy_daisy_love/10956137.html
水上さんは構図も何もドエロ!ってのをまあ惜しげもなく描いてくれるんだけど、
ご本人はとてもエロを描くように見えない楚々とした美人さん。
絵柄と本人そっくり。
デビュー作はチャイニーズものでほとんどエロ無しだったのに最近どんどんエスカレート。
まあ、実にあっさりした形状で(ナニが?)、新田さんほどの生々しさはないし、
むしろ構図で凝ってくれるから大いに歓迎。
ちなみに、私の一押し作品は「利火羅」収録の「牢獄に咲く花」
これの続編と利火羅の成長編を描いてくれるとすっごく嬉しいんだけど
ちょっと時間が経ってるから無理かなあ。
今回のコミケでは「まだ恋とは知らずに」の続編。
ラブラブぶりを描くというより、現実の厳しさの方がクローズアップ。
一応ハッピーエンドのようではあったけど、問題の本質は何も解決されることはなくて、
「おいおい、これからどうすんだよー」とちょっと心配になってしまった。
水上作品は、本当に稀に悲恋が混じって描かれているからちょっと注意が必要なんだけど、
現代物に関してはギャグ利いてて突き抜けて明るいから安心して読める。
ただ、チャイニーズ物、時代物、高校生ものと色々描いてるんだけどリーマンものは殆どない。
社長と高校生とか新卒リーマン同士ってのはあるんだけど、リーマン同士の大人の話は全く無いような…
苦手なのかしら???
どんな切り口で描いてくれるか大いに興味のあるところ。
まあ、どんなの描いても新刊作家買いするけどね。