「アシメトリー」 待ってましたの【水原とほる】 | はすののブログ

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とにかく大好き作家。今回はデビュー作で組んだ【高緒拾】さんイラスト

下は雑誌掲載時の「遠藤りさを」さんのイラストです。


アシメトリー


小説ピアス掲載作で、唯一ノベルズカットされていなかった作品だから心待ちにしてた。

雑誌では遠藤りさをがイラスト担当。線の細い受ちゃんの雰囲気も良く出てた。


言い回しをちょっとだけ変えたり、文を少しはさんではいるけれど基本的に変わってない。

元々完成度の高い文章だから加筆も修正も余り必要ないのね。


ラストハッピーエンドは一緒だけど、ノベルスではもう1つエピソードを足していて切なさプラス。

大幅な加筆はここだけだったけど、人物や大筋を変えるものではないので無問題。

むしろ増えててラッキーって感じでした。


なぜアシメトリーかは読んでみれば分かるのだけど、

やっぱこのお方は「足りない」感を持った人物を描かせるとピカイチ。



雑誌ではエッチして、朝起きてハッピー、で終わりだったから続きが読めるなんて…

私はハッピーエンドの先のあまーい二人のイチャイチャぶりを読むのが大大好きなので

嬉しいーーー!! あまあまの二人だー!!  と思ったら…



書き下ろし「傷痕」の二人は、やっぱりただの甘甘じゃなかった~。

ちょっと問題児の一樹君が絡んで、ちょっと変わったアマアマ振りを見せてくれます。

まあ、想定内ではありましたが、そこはやっぱり「さすがの水原さん」です。



それにしても久しぶりに高緒さんとのタッグ作品を読んだら

やっぱり「夏陰」シリーズをもっともっと読みたいよー。

続きを書いてほしいよーーーーー。と思ってしまいました。