下は雑誌掲載時の「遠藤りさを」さんのイラストです。
アシメトリー
小説ピアス掲載作で、唯一ノベルズカットされていなかった作品だから心待ちにしてた。
雑誌では遠藤りさをがイラスト担当。線の細い受ちゃんの雰囲気も良く出てた。
言い回しをちょっとだけ変えたり、文を少しはさんではいるけれど基本的に変わってない。
元々完成度の高い文章だから加筆も修正も余り必要ないのね。
ラストハッピーエンドは一緒だけど、ノベルスではもう1つエピソードを足していて切なさプラス。
大幅な加筆はここだけだったけど、人物や大筋を変えるものではないので無問題。
むしろ増えててラッキーって感じでした。
なぜアシメトリーかは読んでみれば分かるのだけど、
やっぱこのお方は「足りない」感を持った人物を描かせるとピカイチ。
雑誌ではエッチして、朝起きてハッピー、で終わりだったから続きが読めるなんて…
私はハッピーエンドの先のあまーい二人のイチャイチャぶりを読むのが大大好きなので
嬉しいーーー!! あまあまの二人だー!! と思ったら…
書き下ろし「傷痕」の二人は、やっぱりただの甘甘じゃなかった~。
ちょっと問題児の一樹君が絡んで、ちょっと変わったアマアマ振りを見せてくれます。
まあ、想定内ではありましたが、そこはやっぱり「さすがの水原さん」です。
それにしても久しぶりに高緒さんとのタッグ作品を読んだら
やっぱり「夏陰」シリーズをもっともっと読みたいよー。
続きを書いてほしいよーーーーー。と思ってしまいました。