小学生の娘と二人暮らし
病院勤務のシングルマザーです。
娘との生活や受験のこと、仕事や読書など日常のことを記録しています。
大好きな彼もまたシングルファザー。
2024.4半同居生活が始まりました。
二人で戸建てを建てるべく奔走中。
中3長男、中1次男、小6娘
ステップファミリーって
子どもが小さい程ハードルは
下がるんだと思いますが
うちは全員そこそこ育っていて
なんなら思春期に片足突っ込んでいる
男子2人に、女子1人。
まぁゆっくりやって、無理は強いらず。
最初はそんなふうに思っていました。
けれど、うちの子どもたちは
それぞれが実年齢より幼く素直で
最初から3人でキャッキャと遊び
歳が近いからどうとか
男女だからどうといった摩擦なく
一緒だと楽しいから会うという図が
特に気をつかうことなく成立しました。
とはいえハードルがなかった
わけでは全然ありません。
特に娘。
娘は生まれてからほぼ私と二人きり。
私との結びつきが強すぎるというところで
他者の介入の必要性を全く感じていない
むしろ不要と感じていたと思います。
そこへきて次男の
不思議ワールドにようこそ、の時間が
彼女をたびたびイライラさせて
ああこりゃもうダメだ
と思うときもありました。
さらには彼にまで矛先がおよび
娘には彼が
「ママおよびママと二人の時間を奪う人」
に見えていると感じる時も。
そんな期間には娘との時間を
なるべくとるようにして
二人での旅行にも行きました。
子ども3人を相手にすることは
気持ちが1/3になることでは決してない
ママと娘はなんにも変わらないと
根気よく伝えてきました。
また、娘にとって大きかったのは
長男との時間、長男含めた3人の時間。
長男は寮に入っているので
いつも会えるわけではありませんが
3人揃うとそれはそれは楽しそうに
笑い声の絶えない時間となります。
私もそんな娘を見ていて
私と二人きりでは得られなかった
大切な時間をこの子に与えられていると
すごく感じていました。
また、これはエゴなのかもですが
不思議くんたる次男との時間を
どう受け止め、どう流すかもまた
一人っ子の娘にとっては得難いもの。
自分の方が優れていると感じた相手にも
自分にはない優れた部分があることを
娘が肌で感じる貴重な機会がいくつも
ありました。
娘には、他人の評価に流されず
要を自分の価値観で判断できる大人に
確固たる世界観をもった大人に
なって欲しかったんですが
正にそんなふうに育っている一方で
私の価値観がトレースされ
柔軟性のない考え方に偏っているのも
感じていました。
そこへ来て宇宙人のような次男と
優しい彼に、ユーモアに富んだ長男。
娘はたくさん刺激を受けて
私による誘導ではない娘なりの考え方を
自分で固めていけるようになったと思います。
それに至るに必要だったのは
娘が機嫌が良かろうが悪かろうが
彼と次男が全く変わらないでいてくれたこと。
これに尽きると思います。
どんな娘であっても
受け止めてくれる存在が
ママだけではなくなったと感じたこと
ママに他に大切な人が出来たとしても
変わらず自分も愛されるということ
時間はかかりましたが
感じてくれていると思います。
今や次男に素直にごめんと言える娘。
今や彼にまで自分から甘えていく娘。
彼の方から構おうとすると拒否しますが笑
子どもは大人の選択についていくしかなく
長男、次男、娘がそれぞれに
過去に自分の意思とは関係なく
家庭環境が変わっていく経験をしています。
それだけになるべく自然に
誰かだけが置いてきぼりになることなく
そんなことを大切に過ごしてきたら
今に至るまでになりました。
娘は私の人生を変えた特別な存在。
この長文からも滲み出る重さ
これからもきっと重い母であろう