今日は私の夏休み最終日。
娘には一足先に日常に戻ってもらい
一日だけ自分のために使いました。
やるべき家事はそのままに ←
なんとなく映画が観たい気分でこちらに。
イタリア映画です。
乳がんの闘病を通して
家族や夫婦、友人との
つながりを描いた作品。
前半は恋愛メイン
13年後を描いた後半は闘病メイン
といった構成です。
病気ものって、
とかく泣かせようとする演出が
悪目立ちする傾向にありますが
(それでも結局は泣くんですが)
今作は泣かせようとする意図より
病気を通して「人とのつながり」を
描きたいという意図が
伝わる映画でした。
とっても良かったな
おそらく進行がんである主人公は
この後も厳しい治療が続き
亡くなってしまうのでしょう。
チラッとそんなシーンがありましたが
そうなるのかな、と伺わせるだけで
描かれていません。
終わり方は
「アレ?ここで終わり?」
と一瞬思いましたが
エンドロールを眺めながら
こんな終わり方もいいなぁ
なんて思いました。
闘病ものとはいえ
前半は恋愛要素が強くR15指定。
乳がんが発覚したあとも
ユーモアと優しさが入り混じり
もちろん涙もありますが
笑顔のシーンの多い映画でした。
ひとつ言うなれば…
邦題がちっとダサいなと思いました。