久しぶりの山レポです。
今夏~秋はそこそこ山登りを楽しんでおりましたが,ブログはサボっていました。
今週の月曜日の関東地方の天気は快晴の予報。
ピーカン登山ゼロの今年,この機会を見逃すことはできまいと,一年ぶりに奥秩父の名峰 日本百名山・瑞牆山(山梨県)2,230mに登ってきました。
「みずがきやま」って読みます。
ちょうどトランプ大統領が来日中の都内の様子を見ようと,下道で都内へ。
大統領がどこにいたのかはわかりませんが,少なくとも半径数キロ以内には近づいていたのかな。
秋は日の入りが早く,樹林帯にいると正午すぎには早くも夕方の気配すらしてきます。
なので13時までには下山することとして,7時00分に瑞牆山荘前を出発。
瑞牆山は人気の山で,平日にもかかわらず広い無料駐車場にはたくさんのクルマが。
登り始めて30分すると,突然目の前に目的地の瑞牆山が出現。
昨年登ったときはガスがかかっていて何も見えなかったから,突然山肌が現れてびっくりした~。
山頂はもっと近いか思っていたけれどあそこまで結構遠いなあ…。
約3時間かかった道中は省略いたしまして,いきなり山頂(10時00分)。
そして「いきなり眺望」
山頂までの道中は木々が多い茂っているため,ほとんど眺望には期待できませんが,山頂にくると突然に仰天の眺望が現れるので,もう感動ですよ(昨年は山頂も視界ゼロだったので)。
富士山もバッチリ。やっぱ富士は登るより見る山だと思う。
八ヶ岳は山塊丸ごと見えるし,ずーっと果てには積雪の北アルプスの山々まで確認できました。
仲間と甲斐駒ヶ岳を眺めながら,恐る恐る下を覗けば,何百㍍あるんだろう,滑落すればそのままあの世行きです。なので多動な人は瑞牆山山頂は危なくてムリです。フェンスも何もありませんので…。
10歳の時,父と一緒に初めて富士山に登って以来,今日まで百を超える山の頂に立ちましたが,今回が一番良かった
こんな群青色の完璧な快晴なんて今までなかったな…。
おそらく,この日に運を使い果たしてしまったに違いないと思いました。
なので,これからの人生,少し慎重に行動します。
今シーズンの2000m級登山はこれで。
そうそう,瑞牆山はとても素晴らしい山ですが,岩場と樹林帯が入り交じり,ピンクリボンがないと確実に迷う場所があるので,日没前に確実に下山できるよう早出をおすすめします。