日中は暖かい岐阜です!!
ほぼ全面ガラスのはちクリは、日が照っていると暑いくらいです!
なので、もうすでに2mmのバリカンで刈られたスタッフ犬ラブ…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160217/17/hachimitsu-pc/f2/69/j/t02200391_0800142213569742732.jpg?caw=800)
短毛だと、このたるみが目立ちます。
だるだるな皮膚は、マニアに人気です…笑
もうすぐ各種予防の季節が始まります。
前回は狂犬病でしたが、
今回はフィラリア症についてΣ(゚Д゚)
フィラリア症については、
アメブロさんに移動前に書いていましたが、
サーバーエラーでブログごと消えてしまいましたので、
改めて書いていきます!
いくつかに分けて書きますので
知っている内容とはいえ、
読んで頂けると嬉しいです(T∀T)
フィラリア症とは、
犬糸状虫(和名)とも言われる寄生虫が
蚊を媒介して感染することで発生する病気です。
細長く、乳白色の糸状の線虫です。
成虫の体長は、雄で約17cm、雌で約28cm。
彼らが成虫となるには、
蚊の体内で発育することが必須となります!
蚊は中間宿主ということです(≧△≦)
日本では約16種類ほどの蚊がフィラリアを媒介します!!
ワンちゃんだけでなく、
ネコちゃんや人への感染も報告されていますΣ(゚Д゚)
(ネコちゃんのことはまた後ほど…)
フィラリアのライフサイクルとは…
フィラリアに感染しているワンちゃんの血液を
蚊が吸血することから始まります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160216/17/hachimitsu-pc/63/a1/p/t02200234_0800085113568882358.png?caw=800)
吸血の時に『ミクロフィラリア』と呼ばれる、
体長約300μm程度の子虫が蚊の体内に入ります。
蚊の体内に入ったミクロフィラリアは、
数回脱皮を繰り返し、第1期幼虫から約13日程度で
ワンちゃんに感染可能な、第3期幼虫=『感染幼虫』へと発育。
蚊の口吻先端に移動し、蚊が吸血するのを待ちます…
吸血のとき…Σ(゚Д゚)
蚊の体内から脱出!!
蚊の吸血の時に出来た傷より侵入!!
しかし、まだこの時点ではワンちゃんは体長不良にはなりません。
なので、気づく事はありません…
感染幼虫は、皮下組織~筋肉・脂肪組織で生活・成長していき、
第3期幼虫(感染幼虫)から第5期幼虫になります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160217/11/hachimitsu-pc/24/cb/j/t02200359_0800130713569505103.jpg?caw=800)
ワンちゃんの体内に入って(感染して)から、
約3ヶ月くらいで、末梢血管から心臓へと到達します!
心臓の右心室から肺動脈に寄生すると、
約3ヶ月くらいで繁殖可能な成虫へと成熟します。
大体これが体内に入ってから6~7ヶ月後のことです!!
繁殖可能な雄と雌が寄生していれば、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160217/11/hachimitsu-pc/0c/e2/j/t02200194_0800070513569505104.jpg?caw=800)
ミクロフィラリアを産むようになります。
ミクロフィラリアは血流に乗る事で
全身の血液中に運ばれていきます。
そして…
蚊がこのワンちゃんを吸血するとき!!
ミクロフィラリアが蚊の体内に入る事で
またライフサイクルが始まるのです…
簡単ですが、
フィラリアの事を書きました。
次回は、実際どのような症状が出るのか、
そして、治療法・予防法のことを書いていきます(●'w'●)
よろしくお願いします!!
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