歯垢・歯石にバイバイするぞ〜!の続き | はちクリブログ

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岐阜県岐阜市宇佐にあります、はちみつペットクリニックのブログになります。

連続投稿です☆







では、歯石を取ることの話です。



歯石は歯にピッタリくっついていて、ちょっと触っただけでは取れません。

歯石に直接、物理的・機械的な衝撃がないと難しいと思います。

はちクリは、超音波の振動で汚れを落とす機械などを使って

『麻酔下』での歯科処置を行っています(。-∀-。)




最近では「無麻酔での歯石除去」をしてくれるところがあるとか…

はちクリでは「無麻酔下」ではオススメしていません。すみません。

「無麻酔下」で怖いのは、

ちょっとでも動いてしまうと器具で歯肉を傷つけたり、歯肉以外の部分も傷める可能性があること。

見える範囲の部分だけしか歯石を取ることが出来ず、歯の内側の歯石はそのままになってしまうこと。

歯と歯肉の間をキレイにしてあげないと、歯周病をしっかり治療してあげられないこと。

歯石を取り去った後の歯の表面を滑らかにしないと、歯垢が付きやすくなること。

理由は様々ありますが、どうしても麻酔がかけられない状態の子に関しては、

ちゃんと知識を持った獣医師に実施してもらいましょう(●'w'●)




さて、実際はちクリで実施している歯科処置について書いていきます!

全身麻酔をかける処置です(●'w'●)

事前に血液検査を実施して、全身状態をチェックします。

血液検査も含め、事前の身体検査などで異常が見つかった場合は、そちらの治療から優先していきます。

特に異常がなければ、予定日に歯科処置を行います。



超音波の振動で汚れを落とすスケーラーを使い、歯石を取っていきます。

歯と歯肉の間の汚れも入念に取り除いていきます。



歯石の付いている歯も…



こんなにきれいになるんですよ~

ひどい歯周病で、歯がグラグラしていると…



こうやって抜くことも…

残しても回復出来ないくらい揺れている歯だったり、骨まで解け始めている歯は、抜かざるを得ません…

人では考えられないくらい、たくさん歯を抜くことになるケースもあるんですよ。

そして、キレイになった歯の表面をさらに磨いてツルツルにします。




流れはこんな感じです(。-∀-。)簡単に書き過ぎました…ね…

『麻酔下』では口の中隅々までチェック出来、普段では嫌がって出来ないであろうことも出来ます。

ちなみに、はちクリスタッフ犬ラブは、2歳くらいの頃から10歳になる今まで、

年に1回は必ず麻酔下で歯科処置を実施しています。

毎日デンタルケアをしていても、ひどくはならなくてもやっぱり汚れは残るんです。

定期的に歯科処置をして、日々のデンタルケアで歯周病の進行を抑える…

中には日々のデンタルケアで、1年以上間を空けても十分にお口がキレイな子もいるので

みんながみんな毎年実施しなくてもいいのかもしれませんね(●'w'●)




歯周病は予防出来て、治療も出来る病気です。

デンタルケアと定期的なメンテナンスで、健康を維持していきましょー!!






・お口の臭いが気になる!クサい!!

・歯石が付いている!

・歯肉が赤い!

・食べ物を食べ難そうにしている!

・ヨダレが出る!

などなど、お口のトラブルのあるワンちゃんネコちゃんΣ(-∀-ノ)ノ

歯周病かもしれませんよ~

一度、動物病院でご相談下さいね(。-∀-。)







ここまで歯のことで長々と書いてきたのですが、

読んで頂きありがとうございました((*´∀`*))









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