料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~ -11ページ目

料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~

 ☆イタリア料理に魅了され、現地イタリアで、楽しいこといっぱいあって、少しづつ、いろんな経験をし、変わっていく、一人の料理人の成長記録☆

  お店には、いろんな人が出入りする。


 小さな町だから、みんなが知り合い、もはや家族に近いようなもの。 



  


  小さい頃から、毎日のように顔を合わせ、成長していき、ある人は、レストランのシェフに、


 そして、ある人はお肉屋さん。 そして、ある人は、食材の配送。


  そんな図式でこの町はなりたっているのだから、ほんとに狭い関係の中で生活していると言う感じ。



   


  今日、登場させるのも、そんな関係の中の一人である、もう年の頃は65歳くらい、



 見た目、典型的なイタリアの田舎のおじいちゃん     「アルフィエロ」





  まずこのアルフィエロについて、少し話しておいたほうが、この先の話が聞きやすくなるだろう。



 

   この人は、うちのばあちゃんシェフ、ミレッラの昔からの友達らしい。 


  大のたばこ好きなアルフィエロは、店内禁煙のお店の中で、常に、火をつけていないタバコを


  口にくわえている。    おそらく、ないと口に違和感を感じてしまうのだろう。



   いつもくわえられてるそのタバコは、いつもシワシワ。   


   それでも器用に違和感を感じさせずに話しているのだから、もう体の一部と思ったほうが


  自然なのかもしれない。 





   いつも店が終わる頃に現れては、厨房に来て、仕事である鶏や、うさぎの肉をもってきたり、


  おみやげと言って、クシャクシャになった紙袋の中から、小さなパンを取り出し、


   


  「シェッフィーノ(僕のこと)、これ食べな^^」  と言ってくれる。




   友達であるミレッラは、決まって、あなたもお腹すいてるんでしょ?っと言葉には出さないが、


  アルフィエロに、パスタをご馳走している。





   そんなパスタを厨房の奥の方で、僕らの掃除の邪魔にならないように、食べている。


   時々、うれしすぎたのか、どういう気持ちなのかはわからないが、涙をながしながら


   食べていたっていう話を聞いたことがある。





    とにかく、恐ろしく個性的なイタリアのじじいだ。






    



    さて、そのアルフィエロ。  昨日もいつものようにやって来た。  もちろんタバコを


   くわえている。




    特に用があった訳でもないようで、話に来たみたいだ。  それでもミレッラは


   パスタを作ってあげるように、パスタ担当のばあちゃん、フィアにいう。




    アルフィエロは、いつもすまんね。とお礼をいって、フィアがちゃちゃっと作ったバスタを


   食べている。 それを横目に僕は、掃除をしている。





    5分後。





    食べ終わったアルフィエロ。  何かゴソゴソと探してる。  それに気付いたフィアと僕。




    なにやら無くし物があるようなのだけれども、無くすような場所ではない。 厨房ですから。




    フィアが何を探してるのかと聞くと。




    「タバコがない。」




    「え??」  




    来るとき、僕は確実にシワシワのタバコをくわえているのを見た。  けど、確かにない。



    ポケットの中も、床も。  どこを探してもないんです。




    


     フィアが一言。 



    「食べたんじゃない??」







    僕、「えぇぇぇぇぇぇ!!!!?????」







    結局、たばこは見つからず、アルフィエロは帰っていった。






    その場に残った二人、僕とフィア。   顔を合わせて、3秒後。  大爆笑!!!!






    笑い事じゃないのは分かってる。  確実に体に悪すぎる。  


   ほんとに食べてる現場を見たわけでもないのだけれども、流れから言うと、ほぼ間違いない。



    たしかに、今日は、いつもより多く、チーズをかけて食べてたな。。。





   おしゃべりなフィアは、店のみんなにその話をしているらしく、


   そのあと、店の中、いろんなところで、笑い声が聞こえてくる。  僕も、思い出し笑いを


   繰り返しつつ、掃除を終わらせた。







   ちなみに一日たった今日も、その話で、店の中は盛り上がっていた。



   当人のアルフィエロは、どうなのかと言うと、



    今日も変わらず午前中に店に顔を出してた。 




    それを見たフィアと僕。 二人で、声を合わせ、


    「Meno male^^  (よかった^^)」 と言いながら、また大笑いをしたのでした。




      




   


    




  




   


   

 



 




 

 

  

 


  



料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~


  今日は、完全に料理人目線の、ブログになっちゃいます。 


 写真は、今いるトスカーナで、絶対に見たかったものの一つ、牛のさばき方です。


  日本とは、また違う風に部位分けされるので、しかも、イタリアでも地域によって変わってくる


 らしく、まさにここでしか見ることができない貴重な作業です。




  写真は、280キログラムほどの、これでもまだ子牛の部類に入る、イタリアでもっとも有名な


 牛の一種、キアニーナ牛です。



 

  いっぱい写真はとったんだけれども、苦手な人もいるかと思い、これだけちょびっと


 載せさせていただきます。





  熟成期間も、切り方も、肉の味も、肉質も、日本とはまったく違うこの牛。


  いろんな肉を食べましたが、赤味の肉で、塩なし食べてみて、ここまで甘さを感じた肉は、


  生まれてはじめてです。




   こういう肉、似たような肉でいいから、日本にないかなぁ・・・  一度でいいから、


  日本基準のジューシーな油がいっぱい入った肉じゃなく、こういうタイプのものを


  食べてもらえることができたらなぁって、しみじみとこっちにきて感じてる一料理人でした。

   今日は朝から寒いなぁって思ってたら、雪が降ってきました^^


  パラパラだったけど、気がついたら、いつのまにか外は、白銀の世界に^^



   僕の地元は九州の佐賀。  雪なんてめったに降らないし、たまに降っても、すぐ溶けちゃう。


   


   佐賀での雪の思い出っていったら、僕が小学3年生の時、佐賀にはほんとに珍しく、


  小さなかまくらをつくれるほどの雪が降ったことがあって、その日、学校は授業がなくなり、


  みんなで、グランドで、かまくら作ったり、雪合戦したり。。。  



   そんなんだから、雪っていったら楽しい思い出しかないのです^^


   

料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~

  ただ、九州人なだけあって、寒さには弱いんです^^:  僕の弱点は、寒さに弱いのと、朝に弱いの^^:

  でも、雪の日は違います^^  これも小学生のとき、思い返せば、なかなか朝起きてこない僕に、


  母は、「雪積もってるよ!!」って叫ぶんです。  その度に、飛び起きて、窓の外を見る。


   もちろん、雪はありません^^:  でも、毎回この作戦に少年Hachikoは騙されるのでした^^




   そのわくわくする気持ちは、大人になった今でも、やっぱり残ってるんですね^^


  寒いけど、思わず外にプラプラっと出ちゃいます^^  


   そして、きれいだなぁっと思ったときに、パシャ^^

  

料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~


  小さい雪だるまがどこかに隠れてますよ^^  わかりましたか??^^



  雪は冷たいけど、雪だるま作るときは、あんまり冷たさを感じないのはなんででしょう。

  先週の月曜日は、午後休みだったので、

 天気もいいし、家にいるのはもったいなかったので、またまた、バスで30分のシエナに

 ちょっとお散歩に出かけました^^




  シエナに着いたら、さっそくカンポ広場に直行。  っていうのも、今の時期、この広場の傍らで、

 この地方で、今の、カーニバルの時期に、伝統的に食べられている、フリテッレっていうお菓子を

 食べられるって聞いたので、買いにきたのです^^

  

  広場に着くと、いつもは見慣れない仮説の店舗が建ってたので、すぐわかりました^^

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  中をみると、フリテッレがいっぱい上げられています^^  4つで、1ユーロ^^

 味見にちょうどいいです^^ 


  ほんとに素朴な味なんだけど、おいしいです^^ 外はカリっとしてて、中はふわふわ^^

料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~


  

  目的は、早々に果たしてしまったので、後は散歩。


  たまには目的もなく、ぼちぼち歩くのもいいですね^^ っていうより、そっちのほうが、もしかしたら

 わくわくして好きなのかも^^



  これが、シエナのドゥオーモですよ^^  きれいです^^ イタリアに来たら、もちろん有名な

 ドゥオーモいっぱいありますけど、それぞれの街に、個性的な街の顔として、あるので、

 ぜひ、旅行するときは、行った街々で見るのもきっといいと思いますよ^^  


  もちろん、中にも入ることができるんで、外とは違う、中の神聖な空気みたいなものも、感じるのは、

 貴重な体験だと思います^^   ちょっと日本のお寺の講堂に入ったときのあの感じに似てるかな^^



料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~


  街をてくてく歩くと、ちょっと季節はずれるけど、フルーツがいっぱいありました^^


  ちなみに、イタリアでは、日本みたいにフルーツを冷やして食べる習慣はありません^^

 みんな常温の甘いフルーツを、ナイフできりながら、丸ごと食べてますよ^^


料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~


  ちょっと路地に入って、進んでみると、先が開けていて、こんなキレイな風景がみることができました^^

これが、ぶらぶらの醍醐味かもしれないですね^^  キレイな風景に得した気分です^^

料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~


  つかれたのもあって、ちょっとバールに入って、カッフェタイム^^  

  おしゃれなバールだったので、写真に撮っときました^^   バールもイタリアの一つの大事な顔です^^

  イタリア人のなくてはならない物の一つに、きっと上げられる大事な物^^


   お気にいりのバールを見つけるのも、楽しいかもですね^^

料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~


  またちょっと違った目線からの、シエナの魅力でした^^

   イタリアに来て、もう9ヶ月。  


  いろんなものを見てきて、日本とは違う空気の中で、いい経験をしていると


  自分でもすごく感じる。




   一年のタイムリミットまで、あと3ヶ月。  


  最近、日本に帰ってからの事も、考える時間が増えてきた。  


   ここにいて、いろんなものを見て、学べたからこそ、今自分に何が足りないのかが、


  少しずつ、浮き彫りになってきた感じ。




   いろんな方法があるだろうけど、さぁ、俺は、どんな方法で、この課題をクリアしていこうかな。




料理人HachikoのBuona giornata ~イタリアで深呼吸~