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PSVITA版→「朧村正」

 

 このブログはWii版「朧村正」のプレイ日記です。自分が分かりやすく書いただけのメモ・日記であり、攻略方法については触れていません。攻略に関しては攻略本・攻略サイトを参考にしてください。それからネタバレに関しては容赦なくしています。未プレイの方でこれからプレイ予定であれば見ないようお気を付けください。

 二つあるシナリオのうちの「妖刀村正忍法帖 鬼助伝」を無双(NORMAL?)でプレイしています。前回は鬼助伝六幕までプレイしました。今回は七幕からプレイしていきます。

 

 公儀の陰謀によって謀反の疑いをかけられ改易となった鳴神藩鏡見家。それは徳川にとって禁忌とされた村正を隠していたからであった。鏡見の娘、虎姫は代々秘するよう言われ受け継がれてきた世に災いをなす狗頭龍村正を取り戻すため、命を落としてもなお戦い続けていた。虎姫を助けるため、鬼助は妖刀を手にし戦うことに決め、江戸へと向かう虎姫を追うが…。

 

 

【妖刀村正忍法帖 鬼助伝 七幕】

 

 虎姫勢は江戸に張られた結界を破るため、駿河国の霊峰富士龍脈へと向かいました。鬼助は虎姫を追います。駿河までの大結界を虎姫は破って通っているから今ならどの間道を行っても良さそうと弓弦葉が言うのですが、まぁ…大体決まっているようなもんですよねぇ…。まずは青色の結界を破って甲斐へ行きます。甲斐の温泉では再び百姫に出会ったりします。

 

 甲斐から駿河に入り、青色の結界を破った先が富士です。

 

【駿河 霊峰富士山麓】

 

 敵は通常の忍者やらも出てきますが、頂上に向かうと風景は変わってきて高山地帯・雪景色などと変化が激しいです。天狗や雪女なども出てきます。マップが多めで大変ですが…このあとのボスの事を考えると、レベル上げにはいいかもしれません。

 

【駿河 富士山頂龍脈】

 

 

 一緒にここまできた弓弦葉は、富士に満ちている気が尋常ではないと言います。これでは龍神が黙ってはいないだろうと…。しかしすでに遅かったようで、折角虎姫が集めた武者たちはすでに全滅していました。龍神の仕業のようです。龍の鋼の鱗には刃が通らず、千の軍勢はひとたまりもなく吹き飛ばされたと倒れた武者は言います。

 

 

 なんとか無事だった虎姫は、自分が集めたせいで皆を苦しみに巻き込んでしまったと後悔しています。それを聞いた鬼助は、大将はもっとふてぶてしくいろと、泣きっ面をしていたらこちらが負けたことになってしまうと鼓舞します。まだ自分がいるから負けていないと、鬼助は龍神のもとへ行きます。

 

 弓弦葉が龍神に稲荷明神の使いで来た事を告げ、怒りを静めるよう言いますが、すでに頭に血が上りすぎたのか弓弦葉の声は聞こえていないようです。鬼助は説得するのは無駄だと、刀を抜きます。

 

 

 親玉「龍神」戦です。火の玉吐き出しから噛み付きという攻撃を繰り返すのが基本になります。火の玉攻撃は何種類かあります。遠距離にいるときの火の玉攻撃は弾き返しが可能ですが、近距離向けの火の玉攻撃は、爆発した煙に当たるのもダメだったりするので見切りながら回避していきます。そして雲の中に隠れながら雷玉や雷落としで攻撃してくることもあります。雷落としはダメージ大なので注意…。戦闘後半になるとこちらを追いかけて来る星型の雷玉を出してきます。画面が暗転して雲に隠れている時は攻撃が一切効かないので、雷玉系は居合い斬りか奥義でなるべく消しておきます。攻撃が多彩で苦労しましたが、勝利します。(相州五郎正宗 入手。紫色の結界を破れる)

 

 鬼助が村正で鋼の鱗をも豆腐のように斬ったことで、龍神は頭が冷えて落ち着いたようです。龍神が狂ってしまったのは、人間が各地に印を敷き支流を断ったことにあるようです。龍脈は今、気が溢れんばかりに溜まって決壊しそうだというのです。その流れは何者かが作った江戸城下の龍穴へと向かっていると言います。

 

 弓弦葉は龍脈を操ったのは犬神で、おそらく天門を開くためだろうと言います。それは再び神に連座するという願いのため。今刀に封じられた犬神には、天に昇り神気を吸うしかその願いを叶える方法がないのです。犬神は祟り神ですから、祟り神が力を得ると魔神となり、世にどんな災いを招くか想像もつきません。

 

 鬼助は虎姫に、今度は自分が先に江戸城へ乗り込んで大暴れして囮になる、と提案します。虎姫はその隙に雑魚をすり抜け、再び大将首の前で落ち合おうと約束しました。短い命だというなら最期まで一緒にいたい、鬼助は虎姫の為に戦う覚悟を固めました。

 

 

【妖刀村正忍法帖 鬼助伝 大詰め】

 

 龍脈が細りはじめ、護法が効かなくなっている今は江戸の大結界は用を成しません。その隙に江戸城へと討ち入ります。鬼助は虎姫が狗頭龍に行き着くための囮となることにしました。

 

 伊豆の温泉に入ると、なんと先に虎姫が…!! 虎姫は自分も湯に浸かりたくなったと言っていますが、これはなんのフラグと取れば…!?

 伊豆→相模と通って、いよいよ武蔵国です。桜咲くお掘に、にぎやかな繁華街を通り、紫色の結界を破ると江戸城です。

 

【武蔵 江戸城 大手門前】

 

 大手門前から江戸城に侵入します。高低差のあるマップに多彩な業を持つ忍者たちが多数出現するのが兎に角大変です。他には鉄砲隊や侍などなど…。爆弾使う奴が一番苦手です、私…。

 

【武蔵 江戸城 天守】

 

 鬼助はついに天守へと至りますが、そこには倒れている虎姫が。そして五代将軍徳川綱吉の姿もありました。綱吉は虎姫を手打ちにしたと言っています。巫女として刀を封じてきた虎姫を憎む狗頭龍村正は、虎姫の血を吸ってより一層輝きを増したようです。

 龍穴の気を全て使い尽くし、江戸が大地に沈もうとも狗頭龍の望みを叶えるためなら仕方ないという綱吉は…完全に取り込まれてしまっているようです。

 

 

 

 まだ意識の残る虎姫は、鬼助に逃げ延びて生きるよう言います。そして、仏との約束の刻限を待たず、虎姫の命運は尽きてしまいました。天門も開いてしまいました。犬神を大天魔にしないため、虎姫の仇を討つため鬼助は将軍綱吉と戦います。

 

 親玉(ラスボス)「犬神徳川綱吉」戦です。綱吉の行動パターンは一定です。ワープすると骸骨の侍を呼び、バリア?を張ってワープします。

骸骨はこちらに向かって突進してきます。これは斬りつけることが可能ですが、ジャンプ回避した方が速いかも。ジャンプ回避しながら本体を攻撃します。

 一定のダメージを与えた中盤になると分身しながらワープをします。それと骸骨の召喚が空中にも展開されるため、ジャンプ回避だけだと回避しきれないので、斬りつけながらついでに本体も攻撃します。雷攻撃もあり。HPかなり多いので大変ですが、パターンが読みやすいのは戦いやすかったです。

 

 

 

 後半は狗神へと変化した姿を相手にします。変な黒い玉みたいなのがステージ上に展開されますが、これは罠で近づくとダメージを受けてしまいます。斬りつけて消すことは可能ですが結構HP高いし、面倒なら放置しておいても良いかもしれません…。

 基本的に敵の上に乗っかって斬りつけていると楽に攻撃を連続で出来ます。でも時々雷がとんできますが。それと体が黒く変色すると攻撃がくる合図なので離れます。一瞬姿が消えるのはステージ全体にカミツキ攻撃をしてくる予備動作なので、急いで画面の端っこに避難します。(無銘玉ノ緒 入手)

 

【天上道 天門の先 仏界】

 

 

 鬼助は女一人守れなかった朧流の無力さを嘆き、虎姫のあまりにもむごい死にざまがお導きだというのなら神も仏もいらぬと自暴自棄になってしまいます。そして仏に思い知らせると神仏を斬るという狗頭龍村正を手にします。

 

 阿弥陀如来のもとへと辿り着きました。怒りにまかせてここまでやってきた鬼助ですが、仏の姿を一目見ただけで、刀などでかなう相手ではないと覚ります。今まで仏に手を合わせたことなどなかった鬼助は縋るような気持ちで仏に願います。自分が代わりに死んでもいいから、虎姫の命を返してくれと…。

 

 仏は命あるからこそ死苦からは逃れられず、愛別離苦もまた同じだと説きます。どれほど願っても虎姫の命を返してもらえぬことに鬼助は怒り、阿弥陀如来の言葉を逆手にとります。鬼助は自ら命を絶ってしまいました。

 

 光の中、阿弥陀如来と虎姫の声がします。虎姫は鬼助をいつの日か浄土へ導くため、共に添い遂げたいと阿弥陀如来に願います。

 

【武蔵 武蔵街道 祠の場】

 

 

 勘兵衛という少年が狐の祠にいると、熊五郎がやってきます。怠けているのではないかと勘兵衛の父親の八十八の代わりに呼びにきたようです。

 そこには剣の道場の若先生もいて、この頃道場に顔を見せない勘兵衛を心配していました。勘兵衛には剣の素質があると、若先生は見ているようです。勘兵衛が道場から足が遠のいたのには理由がありました。刀を手にした夜は妖怪やらに襲われる夢を見てしまい怖いのだということを誰にも言えないでいました。

 

 勘兵衛は自分の顔を見つめる侍に出会いました。侍は勘兵衛が見知った者によく似ているといいます。それはすでに十余年も前に出会った者だというのです。そして祠の前でお花という娘にも出会います。お花は勘兵衛を見ると「キスケ」という者ではないかと尋ねます。なんでも毎夜夢に現れる白狐が、この祠がある場所に来るように言うのだとか。「キスケに会え」と…。

 

 

 娘の話に興味を持った勘兵衛は、一緒に茶屋で甘いものでも食べながら話そうと誘います。

 

 

 転生忘却の理があるとはいえ鬼助は鈍い…と二人を眺めながら弓弦葉は微笑むのでした。

 

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 以上が鬼助伝一周目のエンディングまでの内容となります。鬼助伝で手に入れた「無銘玉ノ緒」と百姫伝で手に入れた「憑き落とし」を二振り同時に装備し、ラスボスに挑むとエンディングが変わりますので、その内容については下記に記しておきます。

 

 

 

【武蔵 江戸城天守】

 

 

 鬼助が天守に着くと、そこには刀を持った少女がいました。少女は鬼助に向かって、師とはいえ禁忌としていた術を使う程に生に執着していたのだな、等と話しかけます。この少女、魂移しの秘術によって浮世に残ったという朧夜千十の末弟子、飯綱陣九朗だったのです。どうやら開かれた天門を横取りするつもりのようです。鬼助は温泉で出会った娘であることに気が付きます。千十の弟子が悪霊になって娘に憑りついていることにも。

 

 江戸城に無事辿り着いた虎姫はそこにいるのが半年前に身罷ったはずの妹、百姫であることに気が付き、混乱します。百姫陣九朗の側には百姫自身の魂が浮いていました。陣九朗の魂に押し出され、このような姿になっているのです。百姫の魂は、陣九朗が公方にまで手を出してしまったと嘆いています。

 

 天門を通り第六天の魔王と変じようとする陣九朗。朧流の遣い手としてふさわしいのはどちらかを決すると、陣九朗は斬りかかってきます。

 

 

 親玉(ラスボス)「百姫」戦です。同じ刀を装備しているので、ほぼ受け流されてしまいますが、折れた刀を変えさせないように連続攻撃をするというチキン戦法で勝利しました。(三日月宗近 入手)

 

 百姫陣九朗を倒すと、陣九朗の魂だけが外に出てきました。憑き落としの刀によって、霊魂だけを斬ることが出来たようです。百姫の肉体には百姫の魂が無事に戻りました。

 

 虎姫は気を失っている百姫に、こうして巡り会えたのは御仏の導きと、再会を喜びます。しかし間もなく刻限です。阿弥陀如来との約束通り虎姫は狗頭龍を封じたので、天涯孤独の身となった妹を置いて去らなければなりません。

 

 虎姫は鬼助に、最後の願いを伝えます。

 

 

【美濃 菩提寺 虎姫の墓前】

 

 

 虎姫の墓前に佇む百姫に鬼助は、今日から姉様の遺言で百姫に仕えることになった由を伝えます。百姫は全てを失ってしまった今、給金など払えないと言いますが、鬼助は構わないと返します。

 

 虎姫の墓に向かい、鬼助は分不相応に高値の華に惚れたのが運の尽きだったと呟きます。

 

 

 改めて鬼助は百姫にこれからどうするのか訊ねますと、百姫は妖刀で不幸になる者をこれ以上出したくないから力を貸してほしいと言います。

 二人が始めた事、それは妖刀狩りでした。全国廻り、いわくつきの刀・人を惑わす刀を探し集めることにしたのです。村正の作刀求め、今宵も二ツの影が踊ります。

 

 

「妖刀村正忍法帖」完

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 「妖刀村正忍法帖 鬼助伝」 「朧剣百鬼夜行 百姫伝」二つのシナリオをクリアしました。2つのシナリオのエンディングをそれぞれ2つ見て三日月宗近を入手、刀を全てコンプリートすると(魔窟クリア必須)鍛冶で因果を断ち斬ると言われる「朧村正」という刀を入手できます。この刀を装備し、再び両シナリオの大詰めに挑むと、更に別のエンディングがみられることになります。

 

 因果というものを断ち斬った結果、どちらのエンディングも運命を分けるところまで時間が戻ります。しかし…時間は戻っても戻らないものはあるようです。陣九朗が記憶を持ったままだったことや、鬼助の背中に傷跡が残っていたように。朧村正エンドについては、プレイしてみてくだされ…としか言えないので今は書かないでおきます。何年後かに再プレイした時にでも振り返れれば良いかなぁと。というかそれまで私が生きていられればの話しですが。

 

 是非実際にプレイして見てほしい名作だと思います。

 

 

★+α「クリア後の要素」

 

百姫伝でクリアすれば「憑き落とし」鬼助伝でクリアすれば「無銘玉ノ緒」を入手し、最終的には「朧村正」という刀を入手するというのは面白いと思います。装備する刀の意味が含まれたエンディングも良いです。

 

どちらかで一度クリアすれば刀を共有することが出来、しかも白い結界を解くことも出来ます。白い結界の先は魔窟であったり、別シナリオの親玉戦が出来たりして、やりこみも出来るようになっています。

 

★+α「魔窟」

 

各地にあった封印されているうろのような穴のことです。それぞれの魔窟には推奨レベルはありますが、自分のレベルに合わせて敵もレベルが上がるという感じのゲームなので、レベルが高くても決して油断できないようになっています。良い装備・刀が手に入るのでアイテムコンプするつもりならやっておきたいところ…。

 

★+α「漁」

 

船を出してもらえるところでは、移動ついでに漁ということで魚をとってお金稼ぎが出来ます。ただ、結構妖怪の出現が多く、邪魔w。それと船を利用すると交互に発生するというのが漁と「海坊主」退治です。海坊主は八本の足を次々と攻撃し消していかないとならないんですが、どうも攻撃力は関係なく何回攻撃したかの方が重要みたいです。足場が少ない上時間制限もあり奥義の使用は不可という中倒すのは結構大変です。「必殺の刃」効果のある刀を装備すると大分楽だと思います。

 

 

 

 

 Wii版をやっての全体的感想として、個人的なことではありますが、Wiiのコントローラー(Wiiリモコンにつけるの)が…純正ではない?安いものだったためかすごく大雑把な動きになってしまうというか(笑)。それでちょっと苦労しまして。キャラクター操作の微調整が出来ないので、枝から枝に移るという動きすらなかなかままならないという状態でした。多分コントローラー以前の問題かもしれず、なんとも言えないです。お恥ずかしい。アナログスティックではなく、方向キーの方で操作するとマシになるのでやっぱり微調整が出来ないのは私のこんちくしょうな鈍い指のせいでしょうね…。

 

 VITA版の方は追加要素やDLCも充実しているようなので、これからやる人はVITA版の方が良いかもしれません。大画面で見たいという好みがある以外では、解像度も上がっているVITA版がベストではないかと。VITA版のプレイ感想は後々書きます。違いなども楽しみながらプレイしたいと思います。

 

 それでは、Wii版「朧村正」プレイ日記をここまで読んで戴き有難うございました!!

 

 

→ PSVITA版 「朧村正」感想