【タイトル】龍が如く(りゅうがごとく)

【プラットフォーム】PS2

【対象年齢】CERO: D (17才以上対象)

【ジャンル】アクションアドベンチャー

【プレイ人数】1人

【発売日】2005年12月8日/2006年10月26日(the Best)

【開発/発売】セガ

【収録内容】「龍が如く 見参!」予告DVD(the Best)

【その他】

 

龍が如くスタジオ(セガ公式ポータルサイト)

 

【あらすじ・導入部】

 

 欲望と暴力が渦巻く街、神室町(かむろちょう)。 "堂島の龍"こと桐生一馬(きりゅうかずま)は親友と愛する女のために親殺し(組長殺害)の罪を被り、10年間服役する。

 

 出所し、恩人でもある風間に呼ばれて再び神室町に戻ってきた桐生。その身に降りかかるのはかつて所属していた組織の人間たちの争いと思惑の罠であった。

 

 そんな中で桐生は100億の価値があるという一人の少女に出会う。

 

 

 今更ですが、PS2で出ていた「龍が如く」をプレイしていきます。「伝説の男と100億の少女」というキャッチコピーが印象的な本作は現在リマスター版、リメイク版が出ています。後に続編や派生作品が発売される超人気作となっています。説明不要なほどに有名なゲームということですね。

 

 一応リマスター・リメイクともに購入済みではあります。あえて初代のプレイ日記を書くのは、後のリマスターなどとは異なる点があるとのことなので、後で違いを比べて個人的に楽しみたいからです。

 

 ※極道ものということで、暴力表現・威圧的な表現・流血・性的な表現もありますので、苦手な方は閲覧をお控えください。それとネタバレもかなりしていますので、新鮮な気持ちでゲームを楽しみたい勢の方で未プレイの方も見ないようにしてください。この日記はあくまでストーリーを追って行くだけの感想ブログなので攻略・考察の参考にはしないようお願いします。

 

 では、ゲームスタートです。

 

 

 

【第一章 一九九五年十月一日 親殺しの宿命】

 

 

 映画や漫画作品のような演出で物語に入ることになります。ムービーが流れた後、まずは10月1日の前日、9月30日の深夜から。主人公の東城会系堂島組 舎弟頭補佐の桐生一馬(きりゅうかずま)は、東城会直系堂島組構成員の田中シンジと共にある街金に取り立てにやってきます。肩書長いですが、初登場の際はこういうのも書いていこうと思います(笑)。覚えられそうもないですが…。

 

 

 

 まず「取り立てに向かえ」という目的が表示されるので分かりやすいです。今回の仕事は別の組からの依頼の債権回収です。取り立てる金額は2億で、取り立てが上手くいけば取り半となって1億が堂島組に入ることになります。街金とは金貸しのことですね。つーかヤクザから金借りている上に返さない会社ってヤバそうな気がしますけど…。

 

 

 桐生を操作し、シンジの後を追いかけていきます。1995年の繁華街を堪能したい気持ちもありますが、ここはシンジについて行くだけなのであまりウロウロ出来ないようになっています。道中シンジからこれから取り立てに行く会社「ピースファイナンス」についての情報を得ます。もぐりの街金で、ヤクザよりよっぽどカタギを泣かせているとかなんとか…。もぐりというのは免許やら許可を得ず営業をしているということですね。

 

 なんやかんやでピースファイナンスの入っているビルに着きました。いざ、取り立てレッツゴーですぞ。

 

 

 シンジがドアを蹴破って(!)入ると、社長らしき人物と社員がいました。深夜なんだけどね…。社長は土下座して明日まで待って欲しいと言いますが、部屋の中はどう見ても夜逃げするところにしか見えない感じで、荷物がまとめられているんですよね。なんで深夜に取り立てか分かったわ…。

 

 社長は最初へりくだってたけど、そのうち逆ギレしまして…。最初の戦闘突入となります。鋭角なまでのピースマークが印象的なロゴのピースファイナンス社長の平田、それから従業員相手にチュートリアル戦闘です。ほぼ相手は無抵抗なので、思う存分技の練習を致しましょう。

 

 アクション、戦闘時の操作性についてですが、これはPS2時代のゲームということもあって、今と比べたら軽快ではないかもしれません。これから進めていけばもっと出来ることも増えると思いますので、これからという感じです。しかし結構初期の段階から出来ることが多い印象です。すでにいっぱいいっぱいです。アクション苦手勢にはほぼボタン連打で割とどうにかなるのは良いかなと思いました(笑)。課題を一つ一つクリアしていき、チュートリアル終了です。

 

 

 散々ボコにした結果、白旗を上げたピースファイナンスから2億を回収することに成功しました。1億は堂島組に入るので結構大きな仕事なんじゃないですか、これ。シンジはこれで桐生が組を立ち上げることが出来ると言ってます。そうか…組を任せられるかもしれないんだ…。桐生自身は慎重で、まだ決まったわけではないと考えているようですが。

 

 この後は錦という人に会いに行くためにセレナという店に向かいます。裏口からしか入れないとのことなので、半分の一億を手にしながらw天下一通りの小道を目指します。いや~、こんな大金持って歩くなんて緊張するなぁ…。

 

 

 街の様子を見ながら人の話を聞きながら目的の場所付近に行くと明らかにスジモンらしき男とぶちあたってしまいました。初エンカウント、VSヤクザです(この人檜山というらしい)。一人相手ならチョロイです。のしてやりました。

 

 

 檜山を倒すと、桐生を「桐生チャン」と呼ぶ男が出てきました。檜山の上司(アニキ)らしい…。東城会直系 嶋野組内 真島組組長 真島吾朗です。桐生にとって兄貴分である真島の口から、桐生が「堂島の龍」という異名で恐れられていることが語られます。

 

 

 檜山は知らんとはいえ、東城会の直系の組の人間に喧嘩売ってしまったということで、檜山の直接のアニキである真島はケジメと言って檜山をボコり始めます。途中で桐生が止めに入りますが…。いやいや、怖いです。というか、極道の階級肩書難しいな、わからん。

 

 

 さて、本来の目的であるセレナへ入ります。セレナに入るとママである麗奈が貸切にしたとかで、錦…東城会直系堂島組構成員の錦山彰(にしきやまあきら)しか客がいません。

 

 

 早速錦山は桐生の組の立ち上げの話を始めます。それと堂島組の組長に不満があるようで、愚痴も色々と…。桐生に先を越されるのが少し悔しいようです。妹も病気で今度最後の手術になるとのことで、錦山を巡る環境は今良くないようですね…。暗い雰囲気になっている所に、セレナの従業員であり、桐生と錦山の幼馴染でもある由美がやってきます。

 

 

 気心が知れた人達との楽しい飲み会は終わり、カウンターで寝てしまった桐生。目が覚めたら10月1日の午後4時になっていました。錦山はすでに出ており、由美も一旦家に帰ってしまったとか。桐生はまだ1億入ったアタッシュケース持っているんですよね。これを風間組事務所に持って行かなければなりません。

 

 セレナを出ると、桐生が懇意にしているらしい田村という情報屋に出会います。桐生に紹介しておきたいということで、「SPA!」という雑誌で記者をしている青木という人物を紹介されます。まだ駆け出しだということですが、ここでこういうイベントを挟むということは結構な重要人物ということかな?

 

 急いで風間組の入っているビル(風堂会館)に向かってもいいんだけど、ここは多少情報収集もしておこうということで、ウロウロしていたらやはりこの持っているアタッシュケースを狙ってチンピラと喧嘩したりするハメに…。こうやってエンカウントしていくわけですな。油断出来ませんね。因みにフィールドではミニマップが表示されており、ここに目的地や各種施設が出るようになっていて分かりやすいです。今は決まった所しか移動出来ないようになっているんですが、後々結構広いマップを移動することになるので助かります。

 

 

 風間組事務所に着きました。中に入るとセーブのチュートリアルです。このゲームでは電話(公衆電話)がセーブポイントとなっています。Sと大きく表示されるので分かりやすくなっています。ゲーム自体は極道を取り扱っていて怖いのに、システムはわりと優し(易し)めかもしれない…。

 

 風間の親っさんが待っているというので、応接室(?)に行きましょうか。

 

 

 

 部屋には東城会直系 堂島組若頭兼風間組組長の風間新太郎と、東城会直系堂島組内風間組若頭 柏木修がいました。シノギということで、入手した1億円を風間に渡します。

 

 桐生が無茶しないかと心配する風間ですが、柏木がそんな風間だって昔は東城会一の殺し屋と呼ばれてたということを言ってしまうと、風間としてはそれを桐生に言われたくなかったのか、柏木に席を外すように言います。

 

 

 柏木が席を外すと、少し砕けた風に風間は桐生に話かけます。どうやらこの人は桐生を子供の頃から知っているようです。桐生も錦山も由美も、「ヒマワリ」という孤児院(現在では養護施設と呼称する)で育ったらしい。

 

 そこにシンジから桐生に電話がきます。※この時代(1995年)携帯電話はポピュラーではなかったため、風間組の事務所にシンジがかけてきたという…。シンジは麗奈から知らせて欲しいと言われてて電話してきたようです。セレナで由美が堂島組長に連れ去られたと…。しかも錦山はそれを聞いて組長の所に向かったと言います。

 

 風間の話だと、堂島組長は気に入った女はどんな手を使っても手に入れようとする人らしいというので…。由美のことも狙っていたということでしょうか。しかも堂島組長にあまり良い印象を持っていない錦山が向かったということは、良くないことが起こりそう気がします。

 

 

 風間が止めるのも聞かず、桐生は一緒に育って兄弟でもある錦山と由美を助けるために一人で堂島組長の事務所に向かいます。

 

 シンジの話では劇場横だというので、劇場付近を目指しましょう。こんな時なんですけど、赤牛丸(牛丼屋)とか入れるんすね…。それと劇場横走り抜けてたら、見覚えのある男に呼び止められました。これ…こいつらピースファイナンスの!? 金返せとのことでバトることになります。

 

 

 わざわざ金使って腕っぷしがいいのを雇ったというだけあって、結構人数いて大変でした。なんとか倒すと、平田たちはそのまま逃げていったんですけど、これまた戦うことになりませんかね…?しぶとそうなんだけど。…こんなことをしている場合ではない、急がなければ…。

 

 劇場北側に行くと東堂ビルというのがあります。これが堂島組事務所のあるビルです。近くにいた通行人の話では、ここに堂島組長が連日女を連れ込んで迷惑しているとか、大きな音がしたとかでざわついている所でした。

 

 

 堂島組事務所に入ります。しかし、もうすでに手遅れでした…。そこには堂島組長の死体と、銃を手にした錦山の姿、そして意識がはっきりしない由美が…。錦山の話では、由美を無理矢理自分のものにしようとする堂島組長に腹を立て、撃ってしまったようです。これはヤクザの世界でもとんでもないことです。自分の組の組長を殺すというのは「親殺し」と言われています。しかも堂島組長は東城会の大幹部でもあり…。錦山は由美を守るためとはいえ、タブーを犯してしまったことになりました。

 

 

 絶望する錦山に桐生は由美を連れて逃げるよう言います。錦山には手術を控えた妹がいるんだから、桐生の気持ちもよく分かるけど、これが出来るのはかなりの度胸と覚悟がいりますよね…。桐生は錦山の代わりに、堂島組長殺害の罪を被ります。

 

 そして冒頭のムービーシーンに移ります。映画のような演出で良いですよね。桐生は由美がしていた指輪を拾います。

 

 

 さて…桐生は駆け付けた警官に逮捕され、取り調べを受けることになりました。桐生は金のことで組長と揉めて殺害したと供述しますが、警視庁刑事部捜査一課刑事の伊達真(だてまこと)は信じていませんでした。警察もそこまでザルじゃないということでしょうか…。

 

 

 いずれ自分の組を持つだろうと言われていた桐生の立場としては、その程度のことで堂島組長を殺すのは動機が弱すぎると踏んだのでしょう…。それに街の人間が銃声を聞いたのと、桐生が東堂ビルに入って行くタイミングも合いませんし。伊達は桐生が誰かを庇っているのではないかと考えていますが、上の方ではヤクザの抗争を迅速に解決しなければならないと考えており、桐生が犯人ということでケリをつけるつもりのようです。まぁ、桐生にとっては願ったりですけど…。

 

 

 納得できず荒れる伊達ですが、そんな伊達に桐生は自分の持ち物の中にある指輪と、風間への謝罪の伝言を託します。伊達は気性は荒そうだけど、悪い人じゃないっぽいし、頼まれてくれるといいね…。

 

 

 怒涛の展開でここまでやってきました。桐生は囚人番号1240と呼ばれる立場となります。ある日シンジが面会にやってきて、組からの「破門状」を桐生に渡します。

 

 しかし極道の世界での親殺しは相当罪が重いようで、本来であれば「絶縁」という処置をとられるものだそうで。破門だったら再び関係を修復することが出来るかもしれないけれど、絶縁になればそうはいかず、少なくとも東城会系の組織では縁を結ぶことは不可能です。もし極道組織でしか生きていけない立場であれば、生きて行くのが困難になる処置ともいえるわけです(敵対組織であれば或いは…ということもあるようですが)。

 

 シンジの話では、破門にしたのは東城会三代目会長の世良が決めたことだと言います。それから、組長のいなくなった堂島組は風間が引き継ぐことになったそうです。

 

 

 面会時間ギリギリになって、シンジは風間から口止めされていたということを桐生に言います。事件のあった翌日から由美の行方が分からなくなったというのです。由美は記憶を失っていたようで錦山のことも桐生の事も覚えていない状態だったのに、病院から姿を消してしまったと…。錦山や風間が探しているとの話ですが、記憶を失っている状態で一体どこに行ってしまったんだろう…。

 

 

 取りあえずご飯の時間ですぞい。別のテーブルではなんか揉めているようですが、そんなことは気にしません。突然隣の男が桐生に話しかけてきました。どうもこの男、桐生が組長殺しの罪でここにいるということを知っているようです。しかも桐生が堂島の龍と呼ばれていたことも…。その男にフォークを突き立てられそうになりますが、桐生は止めます。それが合図みたいに、周りの奴らがリングを作り始めました。ちょっ…これって!?

 

 

 楽しい?ランチタイムが囚人番号1356とのバトルの時間となりました。ここは結構大変でした。なんせ相手の数が多い…(あんまり積極的に攻撃してこないけど)。乱戦苦手なんだよなぁ…。フォーク二刀流の囚人番号1356も硬くてHP削るのが大変でした。椅子という武器はあるけど、これを持つのも私は難儀してたりな(苦笑)。

 

 囚人番号1356を倒し、誰に依頼されてこんなことをしたのかと桐生が問い詰めると、こやつの口からは出たのは東城会三代目会長世良の名が出てきました。一体世良は何を考えているのか…。

 

 

 

【第二章 二〇〇五年十二月五日 空白の十年】

 

 

 10年の月日が経ちました。仮釈放が決まった日。桐生の元に始めて手紙がきました。それは風間新太郎からでした。

 

 

 恐らく時系列的には手紙が届く前、東城会では緊急幹部会が行われていました。直系の組長が一堂に集まっています。風間は勿論、東城会直系嶋野組組長の嶋野太(しまのふとし)も…。

 

 

 

 この幹部会、実は東城会三代目会長である世良勝(せらまさる)が召集したというよりは…東城会直系錦山組組長となった錦山彰が緊急の議題があるということで行われることになったというのです。

 

 

 東部銀行の貸金庫にある組の金100億が盗まれたという話があり、それが真実かどうかを各組長幹部の前で会長に問うというのが錦山の目的でした。錦山は情報源が関西の"五代目・近江連合"の寺田であることも明かします。

 

 世良会長はしっかり裏をとってから議題にするつもりだったと言います。組員が血を流して集めた金を盗まれたじゃ済まないとブチキレる嶋野ですが、今回は裏が取れていない…まだ詳細が判明していないということもあり、東城会本部預かりとなります。桐生がいない間に…大変なことになってしまっているようです…。

 

 

 風間からの手紙には、10年ですっかり変わってしまった東城会のこと、仮出所する桐生を迎えに行く事ができないことなどが書かれていました。しかし直接会って錦山や由美の話がしたいとのことで、まず神室町のスターダストという店のオーナー、一輝(カズキ)に会うように指示されます。直接会えない理由があるんでしょうか。そういえば桐生は破門されている立場ですし…。

 

 10年ぶりの神室町です。スターダストを目指すのが主目的ですが、まずはここ10年間の情報を得るために情報屋の田村を探すことにしました。田村探しをしながらあちこち寄り道してみますと、何処かの雑居ビルでヤクザが殺されるという事件があったらしくて微妙にざわついています。警官が封鎖している場所も…。

 

 前と違ってあちこち行けるので、つい寄り道しまくってしまいます。というか、やっぱりチンピラに絡まれまくりました。それとモブがキリュウという人物を探していたりしてなんかキナ臭いです。一体何があったんだ…?

 

 

 劇場前広場に行くと、10年前田村に紹介された駆け出しの雑誌記者青木がいました。青木に田村の居所を訊こうとしましたが、なんと…田村は5年前に亡くなったそうです。田村は記者でもないのに、桐生の無実を信じて事件の詳細を調べようとしていたと言います。そして5年前に姿が見えなくなって1週間後、海でコンクリート詰めの遺体が上がったと…。それが本当ならかなり壮絶な亡くなり方ですよね…。一体なんでこんなことに…。青木は田村に恩があるということで、代わってこの街で記者兼情報屋として活動しているそうです。

 

 そんな青木から色々と情報を得ることにしました。まず「スターダスト」についてですが、これは天下一通りのホストクラブだそうで。10年前は全然メジャーじゃなかったホストクラブが、今やあちこちにあるようです。その中でもかなり人気のある店らしいですね。今も変わらず営業しているセレナについても情報を得ました。麗奈も健在で、馴染みの客が来るときだけ営業しているという…なんか優雅な営業ですなぁ…。

 

 中道通りで起きている事件についてはまだ青木も詳細を掴んでいないようですが、幹部クラスの人間がビルの一室で殺されたらしい…。幹部クラスということは桐生が知っている人物の可能性が大きいですよね…?桐生がいなくなってから東城会は荒れていたので、内部抗争ではないかと青木は考えているようです。

 

 

 やはり神室町、街を歩いているだけで言いがかりつけられるわ美人局はいるわ…物騒な世の中ですなぁ(笑)。でも倒すと迷惑料払ってくれたり物くれる人もいるから人の温かさを感じるね(暴論)。所で桐生は出所後だけど所持金3万あるんだよね。これ刑務作業とかで得たお金かなぁ?

 

 この辺から体格のデカイ敵も出てくるんですけど、こういうタイプは投げられなくてねぇ…。レベル上がれば投げられるようになるんだろうか。劇場前の通りには古牧の弟子という一見物凄くアヤシイ男がいるんですけど、戦闘の指南をしてくれるので話はきいておきましょう。ここでガードやらスウェイを学びます。

 

 

 あちこち寄り道して気がすんだので、目的のスターダストに行きましょう。店を見つけて入ろうとすると、突然ガラの悪いあんちゃんに止められてしまいます。このあんちゃん、桐生が嶋野組のヤクザだと思い込んでいるため、全然桐生の話を聞いてくれません。どうやら暴力団にみかじめ払ってけつもちしてもらうのがイヤなようです。まぁ、仕方ないとは思うけど。

 

 …というわけで、このスターダストの従業員らしい男と戦闘突入です。

 

 

 いやしかし、このホスト…。元々ガタイがいいのでイヤな予感はしていたんですが、硬いのなんの…。しかもプロレス技を使ってくるため、飛びかかってきたりして怖い。おまけにおまけに、私はここまで来るのに桐生のHP治すの忘れてたんで、苦労しました。リトライしなければ準備出来るんですが、ここは瀕死状態のまま頑張りました(意味はない)。

 

 やっと勝利すると、騒ぎを聞きつけた一輝が出てきます。やっと目的の人物に会うことが出来ました。営業中のスターダストの店内で、話をすることになります。この店内で初アイテムボックスとの出会いです。アイテムの所持枠には限りがあるので、各所にあるアイテムボックスに預けておくことが出来ます。

 

 

 一輝と風間の関係ですが、一輝が店を出す際に協力したのが風間であり、みかじめを取らず、商売のイロハを叩き込んだとのことですから、一輝としては恩のある人物ということでしょうか。そんな風間から、組には秘密で、大切な人を迎えたいので店を使わせて欲しいと言われたと言います。でも、肝心の風間はここにはいません。

 

 ここで話が出来ると思っていたから拍子抜けというか…。なんでも、今東城会では大変なことが起きていて、容易に抜けられなくなってしまったと言います。さっき街中で起きていた騒ぎがそれです。幹部クラスの人間が殺害されたというアレ。殺人の被害者が実は東城会三代目会長、世良だったのです。思った以上の大物の死です。事件は昨日深夜に起きて、犯人はまだ分かっていません。

 

 堂島組長が死んでから10年の間に東城会内部では、同じ会系の組同士で街の利権を喰い合うようになります。勿論それは水面下ではありましたが。数年前に最も東城会で力を持っていた風間組を内部から割った者がおり、それがきっかけとなったと一輝は言います。

 

 それが何者なのか訊こうとすると、店の中が騒がしくなりました。いいところだったのに…。

 

 

 騒ぎの元は、オーナーを出せと騒ぐ嶋野組の連中でした。こうやって度々店にイヤガラセをしているらしい。一輝はなんと今大切な客人を迎えている最中だからと、お金を払って嶋野組の若衆たちを帰らせようとします。それに怒るユウヤでしたが、最も早く手を出したのは…桐生でした。金なんか払う必要はないと…。

 

 東城会直系嶋野組若衆との戦闘です。そういえば忘れていましたが、今桐生のHPはワンパンで負けてしまうくらいしかないんですよ(笑)。回復アイテムも買ってなかったし、どうしようね。なんか中二階の所に回復アイテムらしきものがあるんだけど、嶋野組の連中に追いまわされて拾うヒマない(笑笑笑)。一応ユウヤや一輝も戦ってますけど、敵は皆桐生を狙ってきます。ヒーヒー言いながら、なんとか勝ちました。というか、事前準備マジで大切です(当たり前だけど…)。

 

 やっと全員倒したとホッとしていると、若衆のリーダーらしき高橋という男が、威嚇で銃をぶっ放します。戦った相手が堂島組長を殺した罪で服役していた桐生だと気が付いたようで、嶋野の親父の手土産になると言います。撃つつもりかい!?…と思ったら…

 

 

 高橋の手を銃撃して銃をはじく者が現れました。なんという腕前よ…と感心します。それがなんとあの、シンジなのです。シンジは高橋よりも地位が高いのか、「頭(カシラ)」と呼ばれています。シンジは高橋に、この店が嶋野組の縄張りではないことを指摘し、同じことをしたら次は命をとると脅します。

 

 嶋野組を追い返すことが出来ました!! というか、シンジ~!! 立派になって!! 

 

 シンジとの挨拶もそこそこに一輝は先程途中だった話の続きを始めます。風間組を裏切った人物の話です。それはあの錦山なのだと言います。錦山は関西の「五代目・近江連合」の本部長である寺田という人物をバックにつけ、独立の算段をつけていたのです。

 それでシンジなんですが、シンジは今錦山組の舎弟頭をしています。先程桐生に出世したとしみじみ言われても渋い顔をしていたのはこれが理由でした。すっかり人が変わってしまった錦山を心配した風間は、それとなく見張るようにとシンジを錦山組に送ったのです。

 

 こんな話を聞いてしまったら、一刻も早く風間と直接話をしなければとなった桐生ですが、明日は東城会本部で三代目の葬儀があり、風間がその場を離れるのは難しいようです。おまけに東城会の金庫から100億が抜かれていたという件もあり、ゴタゴタしているところです。

 

 しかし、風間が葬儀場にいることは確かです。桐生は葬儀場で風間と会うことを決めます。勿論桐生が東城会関係の施設に出入りするのは問題ですから、シンジに手引きをしてもらい、会場に潜入することにします。

 

 

 

【第三章 喧嘩葬儀】

 

 

 スターダストで桐生に痛めつけられた若衆は嶋野組組長、嶋野太に桐生のことを報告します。ご機嫌な嶋野に痛い制裁を加えられる高橋…可哀想に…。組長ご機嫌で良かったよね、ほんと(ご機嫌でこれなら不機嫌だとどうなるの?)

 

 桐生はシンジと東城会本部の見取り図で確認しながら侵入する場所を吟味します。裏からこそこそ侵入しようとするとかえって目立つかもしれないとのことで、正門から堂々と弔問客に紛れて入り、裏門の所でシンジと落ち合うことにします。

 

 

 シンジと会うというシンプルな目的ですが、ここは結構私には難関でした。そもそも桐生はグラサン一つで変装完了とか…。この人不安しかないんだけどと思ってたら案の定ウロウロしている見張りに捕捉されまくり、やっとコツを掴んで記帳する受付まで辿り着いたと思ったら、記帳トラップが仕掛けられているという手の込みよう。そして裏門に行くまでにも見張りがいるので、そいつの目を誤魔化すためにスタッフを装う喪章探しもあります。東城会は甘くないねぇ…(桐生ってバレても外に出されるだけだけど)。

 

 

 やっと裏門に行けると思ったら、今度は謎の男が桐生の前に立ちはだかります。その男が付けているバッジで、近江連合の者だということが分かります。顔を貸せと言われるので大人しくついて行きます。この男、どうやら錦山に桐生を見つけ出して捕まえろと言われていたみたいです。近江連合の男、安田とのバトルです。

 

 見た目のゴツさに違わずです。カウンター技みたいに、体当たりを食らわせられてしまうので中途半端にコンボすると返って痛いです。それでもまぁ、一対一ですからなんとか…。

 

 倒れ伏す安田は放って、シンジのもとに向かいます。シンジに近江連合の男に襲われたこと、錦山が桐生を捕まえるよう指示を出していることを伝えます。しかし錦山組に所属しているシンジはそのことを全く知りませんでした。このことはシンジの身もあまり安全ではないかもしれないということを示唆している気がします。元々シンジは風間から錦山組に送り込まれた存在ですし…。

 

 今はまず風間に会うのが先決です。シンジについて行って東城会本部内の部屋に行きます。途中物売りの人がいるので、必要なアイテムを買うことが出来ます。

 

 シンジが風間を呼びに行っている間に部屋の中を調べます。この部屋にはセーブポイントとアイテムボックスがあるので、準備を整えておきます(フラグ)。部屋内には東城会系の組の歴代組長の顔写真があります。

 

 まずは堂島組初代組長・堂島宗兵。彼は東城会の二代目を支えたという大幹部であり、桐生にとっては親父分でした。東城会をも支えたという人物を殺害してしまったというのに、何故世良会長は桐生を絶縁しなかったのかは謎です。

 

 嶋野組組長・嶋野太。この人物は風間と折り合いが悪いようです。そしてなにより…顔が怖い(桐生談)。

 

 風間組組長・風間新太郎。風間組の立ち上げは堂島組組長が亡くなった直後です。もし桐生が捕まっていなければ…風間の組にいたかもしれません。

 

 東城会三代目会長・世良勝。彼の行動は謎だらけです。桐生を絶縁しなかったこと、刑務所内に殺し屋を送り込んできたこと…。亡くなってしまった以上、これらの謎は闇の中です。

 

 そして錦山組組長・錦山彰。本当に彼は自分の意志で風間組を裏切ったのか…。

 

 

 色々と考えていると、風間が部屋に入ってきました。風間は10年間も桐生に何もしてやれなかったと悔いていました。しかしそれも仕方ないことだとは思いますが…。

 

 桐生が早速東城会と錦山に何があったのか訊ねます。風間の言うことはシンジと同じで、錦山がこの10年で変わってしまったと言います。妹の死、由美と桐生を失ってしまってから…。全てを失った錦山は、この世界でのし上がるためには手段を選ばなかったと言います。錦山が鬼になるのを、止めることが出来なかったと…。

 

 風間が行方不明になっている由美について語ろうとしたその時、風間が銃撃されてしまいました。犯人は外の建物から狙ったようです。肩に弾を受けた風間の傷の様子はどうなんでしょうか…。そして部屋の外で音を聞きつけた東城会の者たちが部屋に入ってきます。すぐに桐生だとバレてるやん…。このシチュだと、風間の負傷がまるで桐生がやったみたいにも見えますし!! 案の定その場にやってきた嶋野がそう言い出します。

 

 まずここでは東城会の構成員4人とバトルです。回復薬が落ちているのでゲットしながら戦います。この構成員を倒しても次々と集まってきてしまいます。負傷した風間は桐生にこの場から逃げるよう言います。それと由美と100億を頼むとも…。由美はともかく何故100億?と思いますが、窓を破って桐生はその場から逃げます。

 

 

 と、いうわけで。葬儀会場からの脱出が目的になります。兎に角襲い掛かってくる東城会の構成員を倒しつつ、出口に向かいましょう。灯篭とか持って待ってるやつがいるの草。私も遠慮なくぶん回します。外から再び会場内を回らないと正門に出られないです。一応回復アイテムやらも落ちているのでそれを回収しつつ、正門へ行くと…。

 

 

 ここは通さないと嶋野が立ちはだかりました。東城会直系嶋野組組長・嶋野太との戦闘です。なんと正々堂々と、一対一の戦いです。近くにいると掴み技かまされますが、基本的に打撃はガードで防ぐことが出来ます。ガードとコンボを繰り返して少しずつHPを削ります。

 

 

 嶋野を倒し、正門へと走り抜けます。この騒ぎを錦山は静かに見ていました。

 

 

 

【第四章 出会い】

 

 

 やっと正門を抜けた桐生ですが、門の前にも東城会の構成員が沢山待ち構えていました。そこに猛スピードで車が突っ込んできました。運転手が桐生に向かって「乗れ」と叫びます。桐生は言われた通りにその車に乗り込み、葬儀会場から脱出することが出来ました。

 

 

 東城会三代目会長の葬儀の会場で男(桐生)が暴れて騒動になったとのニュースが街頭テレビで流れていました。そのニュースを見つめる一人の少女…。

 

 

 一方桐生の方ですが。車に乗せてもらってなんですけど、運転手が何者なのか知りませんでした。すごい勇気。助けてくれたのはあの…刑事の伊達真でした。ちょいあの時より老けた!?(失礼)渋くなったね~。

 

 神室町の「Bacchus(バッカス)」にて。桐生は伊達にこれまでの顛末を話します。風間が無事なのかも、由美と100億についても分からないことだらけですから…。それに伊達が桐生を助けた理由も。

 

 

 伊達は今警視庁組織犯罪対策部…組織犯罪対策四課(所謂マル暴)に所属しています。以前は捜査一課でしたよね…。

 10年前の堂島組長殺害事件で上の意向を無視して突っ走った伊達は…一課から移動させられてしまったようです。しかも妻と娘にも愛想つかされ、出て行ってしまったと。えぇ…(引)。伊達は桐生に関わったばかりにと嘆いていますが、今東城会三代目会長世良の殺しを追っているから手を貸せと言います。愚痴ってたのに自分から関わりに行くスタイル。

 

 今の自分では力になれないと言う桐生ですが、伊達は全てが桐生の出所を待っていたように起こっていると指摘します。桐生にも無関係ではないのだというのは元一課の刑事の勘でしょうか。

 

 有無を言わせず伊達は桐生に連絡用のケータイを渡します。今はガキでも持っているという必須アイテムです。巻き込む気満々ですねェ(笑)。100億については伊達が調べてくれるというのは有り難いですし、由美が行方不明になっている件もどこかで繋がっていると言われたら協力するしかないようです。

 

 今は全く手掛かりがないですが、昔馴染みをあたってみることにします。セレナの麗奈に会いに行きます。

 

 

 多少(?)寄り道しつつセレナに向かいましょう。マグロ漁にひっかかりつつ、経験値やらお金をためつつ。ほんと退屈しない街ですよね、神室町。

 

 セレナですが、前は裏から入っていたので入れない事に戸惑いましたが、よく考えてみたら普通は表から入るもんです。表から堂々と入店しましょう。

 

 

 突然訪ねてきた桐生に驚いた様子の麗奈ですが、昔と変わらない様子で接してくれました。由美について尋ねてみますが、病院からいなくなったと聞いた以外は何も知らないそうです。ただ、重要そうな話をしてくれました。

 

 5年前澤村由美の妹だという「美月」という女性が訪ねてきたというのです。しかし妹がいたというのは由美すら知らず、生まれてすぐに生き別れたのだと美月は言ったそうです。

 

 セレナで4年程働いた美月は、去年自分の店「アレス」を持つことになったというのだが、それ以来連絡はないようです。こちらから連絡しようにも連絡先が変わっていると…。

 

 美月の特徴は、左の鎖骨上あたりの花模様の刺青、そして由美によく似ていたから桐生もすぐ分かるのではないかとのことです。しかし桐生としては由美の妹と聞いても違和感があるようです。

 

 

 麗奈の情報から、ミレニアムタワーという5年前に建てられた建物の裏側にあるバーのマスターに「アレス」の情報を訊くといいという情報を得ます。そのバーのマスターはこの辺の飲食店の元締めのような存在であり、新しい店が出来たらこのマスターの元に情報が行くようになっているそうです。その店の名前は…「バッカス」。さっき伊達と世話になったばかりの、あの店だったのです。

 

 再びバッカスに戻ることになりました。その前に、このセレナを「アジト」として利用出来るようになりました。アジトの機能はHP回復・セーブ・アイテムの保管・ムービーの閲覧などです。

 

 アジトから出ると初コールが鳴り出します。初めての電話は何故かユウヤからでした。いつ電話番号教えたん!? なんの要件かと思ったらなんかもうじき自分の彼女の舞台が始まるからピンク通りまで一緒に見に行かないかという…。友達やん、もう…。興味深いので行かせてもらいます(キリッ)。

 

 

 ピンク通りのエイジスというお店に行き、ユウヤと合流します。本日はご招待とのことで、お金がかかるわけじゃないし、ユウヤの彼女の踊りとやら、堪能させていただきましょう。

 

 店の常連から1000円で今出演しているというミユちゃん(ユウヤの彼女)の情報を買ったんですが…ほぼほぼユウヤの情報買わされたもんですよ、これ。

 

 ミユちゃんの舞台を楽しみ、ユウヤのノロケを聞いてもう終わりかなと思ったら、次は新人・白鳥うららの初舞台があるとのことなので、折角だから俺は見させて戴きます!!と居座ったら…事件が起きてしまいました。

 

 紅いコートの女がショットガン?みたいなものを持って優雅に踊っている舞台なんですが、ユウヤが踊っている人物が男だと気付いた途端に舞台の上の男は桐生に向かってショットガンをぶっ放します。間一髪で避けた桐生ですが、背後にいた人が巻き込まれてしまいました。勿論会場にいた客は大騒ぎで出ていきます。

 

 

 桐生を狙ってきた殺し屋との戦いです。っていうか銃持っている奴と戦うの?って感じ…無理やろ…。離れたら銃撃されちゃうし、近付くと足払いされるしで、かなり厄介な敵です。兎に角その辺にあるもので攻撃しまくり、勝つことが出来ました。

 

 殺し屋に詳細を訊こうとしますが、殺し屋の仲間らしき連中がユウヤの彼女、ミユを連れて行ってしまったので時間がありません。ユウヤが追いかけて公園前通りの碁会所に入った所を見届けて知らせてくれますが、桐生を待たずに救出に向かってしまいました。

 

 

 急いで碁会所に向かいます。やはりユウヤはミユ共々捕らえられていました。どうもこのヤクザたちは…風間組の構成員らしいです。なんで風間組の構成員が?と思ったら、この人達は元々堂島組の構成員であり、組長が死んだことで風間組に組み込まれた者達でした。風間のやり方には常々不満を抱いていたようです。当然ですが、堂島組長を殺したとされている桐生にも強い怨みを持っています。風間組構成員との戦闘開始です。

 

 本人がいないところで悪口言う小者は一掃してくれる!!…とは思ったんですが、狭い室内での戦闘がえらく苦手なオイラは苦戦します。デカブツと刀持ち(リーダー小室)を倒すのは苦労しましたよ、やっぱり…。ユウヤの前でくらいカッコ良く勝たせてほしい…。

 

 

 やっとユウヤとミユを助け出すことが出来ました。ミユはお礼がしたいけれど、これしか持ってないと言って「永久フリーパス」をくれました。普通に嬉しい!! 

 

 

 本来の目的である「バッカス」へ行きましょう。店に入ると大変なことになっていました。店員もマスターも…全員殺害されてしまっていたのです。ひどすぎる…。

 

 

 物音がした方へ桐生が行くと、そこには銃を握りしめた少女が座り込んでいました。銃をそっと取り上げ、桐生は何があったのか訊ねますが、少女がここに来た時にはすでにこのような状態だったようです。

 

 何故こんな幼い子が一人でバーに来たかというと、母親を探してあちこちで訊いてここに辿り着いたようです。兎に角急いでこの場を離れることにしました。

 

 

 少女を連れ暫く歩くと、動けない子犬に石を投げて遊ぶ小者たちの姿が。その様を見てショックを受ける少女。頗る機嫌が悪い桐生はこのチンピラたちで憂さ晴らしという建前で子犬を助けることにします。

 

 街の不良たちとの戦いです。デカイのは結構いるし人数も多くて大変でしたがなんとか勝利です。桐生とエンカウントするとは本当に不運な奴ら…。

 

 

 犬を気にかける少女に家はどこかと尋ねると…家はなくて孤児院から黙って出てきたとのことです。それで一日母親を探していたと。少女は「遥(はるか)」と名乗ります。

 

 遥は犬がやせ細っていてお腹を空かせていることを気にかけていました。なので犬を助けることに…。まずは食べ物です。近くのコンビニのおでんじゃダメみたいなので(当然)、遠いけど、ドンキまで出向いてドッグフードを買ってきます。

 

 子犬にご飯をあげている間、遥に母親のことを訊ねます。でもどうも母親に会ったことがなくて手紙のやりとりしかしてないらしいです。そして遥の口から驚きの言葉が出ます。この街に来たのは手紙に書いてあったからで、自分には母親と「由美おねえちゃん」しか知り合いがいないと…。由美とは母親の姉で、母親からの手紙を遥に届けていた人だそうです。つまりこの子の母親は…。

 

 そこまで話すと遥が突然倒れます。一人で一日歩き回って疲れてしまったようです。遥を安全な場所に運ぶことにします。

 

 伊達から電話が来たので、これまであったこと…バッカスで起こったことを話します。すると取りあえずセレナに遥を連れて行くよう言われます。伊達経由で警察に伝えてもらって保護してもらうのが良いだろうとの判断です。

 

 

 遥を抱っこしているわけだし、エンカウントはしないだろうと思ってたら、全然違いました。子供がいようがドチンピラには関係ないわ、東城会の構成員たちとポコポコやりながらセレナを目指すことになります。戦闘中は遥には勿論待っていてもらいますが(具合悪いっつーのに)。

 

 というか、段々変なもんがオブジェクト武器として出てくるんだけど(ドデカコーンとか)、私が知らないだけで東京ってこういうのがその辺にあるの?

 

 やっとこさセレナに着きます。麗奈は先に伊達から連絡をもらっていたようなので、熱さましの薬などまで用意してくれてました。様子をみていると、目を覚ました遥があの子犬のことを気にします。そういえば犬のことすっかり忘れてたと思ったら、なんと後ろからついてきていたようで。無事だったようです。良かった良かった。

 

 

 改めて、遥から「由美おねえちゃん」について訊いてみます。遥のいる孤児院「ヒマワリ」に毎月やってきては母親からの手紙とおみやげを届けていたのが由美だったと…。ヒマワリとは…桐生達がいた孤児院では…。遥に母親の名前を訊ねると、「みづき」という名前だというのです。桐生の態度に、遥は桐生が母親の居所を知っているのではないかと疑います。しかし、由美も美月も今桐生達も探している所です。バッカスでアレスの場所を訊こうとしたのにああいうことになってしまったので手掛かりがありません。

 

 遥は「アレス」なら知っていると言い出します。自分一人では母親に会うのは難しいから、桐生に一緒に行って欲しいという遥。それはこちらの方が頼みたいくらいですよね、一緒に行動することにします。

 

 

 アレスへと向かう遥の後を追いかけます。足速~!!途中おまわりさんに関係怪しまれたりしますが、遥の演技で親子ということで何とか誤魔化しました。というか、遥何気にお巡りさんの前まで誘導しなかった…?

 

 目的地はすぐそこでした。ミレニアムタワー! 中に入ると神室町の雰囲気とは違ってなんかシックな感じというか…。フロア内でも遥について進みます。アレスにたどりつけるというエレベーターに乗り込みます。案内板ではアレスはミレニアムタワーの最上階である60階とのことですが、ボタンを押しても反応しません。遥が他のボタンを押してから60階を押すと、エレベーターが動き始めます。暗証番号を押さないとアレスには行けないようになっていたのです。これも遥は母親からの手紙で知ったことです。

 

 

 最上階に着くとだだっ広い店が広がっています。まだ改装中とありましたし、誰もいません。かなりお金をかけているらしい調度などを見ていると、写真を見つけます。女性の写真で、この人が「美月」だと思われます。写真で見ると桐生の違和感は大きくなります。こんな金をかけた店を経営するようなやり手の洗練された女…。本当に由美の妹なのか?と…。

 

 

 疑問はあっても、この女性だけが手がかりです。なんとしても美月を見つけ出して話を聞かなければ…。何故遥を施設に預けていたのかも分かりませんし。遥もそれについて尋ねたことがあるらしいのですが、どうしても迎えに行く事が出来ないとしか手紙には書いてなかったみたいですし。

 

 

 由美が最後に施設に訪れた時、母親からだと言ってペンダントを渡されたそうですが、このことから遥は二度と母親には会えないかもしれないと予感したと言います。

 

 遥から話を聞いている途中、エレベーターから何者かがゾロゾロと降りてきました。元堂島組の桐生かと確認する五代目・近江連合本部の舎弟頭補佐の林弘と名乗る男は…顔と声は怖いけどちょっと丁寧な感じですね。

 

 

 こんな時ですが桐生のケータイが鳴り始めます。相手は伊達で、100億を盗んだという犯人(ホシ)が分かったという報告でした。なんと犯人は由美だったというのです。これは結構衝撃…。現場に10年前桐生が伊達に預けたあの指輪が落ちていたため、東城会は由美ともう一人、共犯の女を追っているとのことです。その共犯の女とは美月のことでしょうね。伊達とは明日セレナで落ちあうことにしましたが…。

 

 近江連合も由美と共犯と見られる人物・美月を追ってやってきたのかと思ったら違いました。林たちは遥を探していたのです。何故遥を連れて行こうとするのかと訊いても答えてはくれませんでしたが、力づくで連れて行くつもりのようなので…ここはバトルです。

 

 

 林弘以外にも何人かいる敵を相手にすることになりますが、人数多すぎるんだよなぁ…(笑)。林は上に乗ってきてボコスカしてくるし、体力結構あるし、苦労しました。

 

 

 遥は自分がヤクザから狙われているということにショックを受けています。そりゃそうだよね…。目の前でこんなにボコスカバトられてたらさ…。今はここにいるのは危険なので、伊達との約束もあるし、セレナに戻りましょう。

 

 

 …というわけで、今回はここまでです。続きはプレイ日記2で。今回は桐生と遥との出会いまで入れたかったために長くなってしまいました…。書かなくても良さそうなエピソードも面白かったら書いちゃってますからねぇ。

 

 

 

 

→  初代PS2版「龍が如く」プレイ日記2 へ続く