第68回 うちで1番の磁力モーター | イナギFIVE-0 エアガンライフ

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ハサミが貼り付いて取れない!

 ここのところ、モーターに囚われてしまっている。これまではモーターなんて何でもよかった、気にしたことなんてなかったのに。

 そういえば、昔、中華電動ガンで、モーターの磁力が強すぎて、グリップにハサミが貼り付いて笑ったことがあったな。モーターって、磁力と性能が比例するのだろうか? あのバカみたいにすごい磁力のモーターを使えば、例えばレスポンスが良くなったりするのか?

 あのバカみたいなモーターって、何のやつだっけ?


 これだ、CYMAのMP5だ。改めて試してみたが、うちにある電動ガンの中で、コイツが飛び抜けて1番強力にハサミがくっついていた。本当に肩こりが治るんじゃないかというくらい、いやむしろ人体に悪影響があるんじゃないかというくらいだ。

 ではこのモーターを、前回完調になったばかりのEMG  M4に入れてテストしてみよう。EMGは相変わらずモルモットあつかいだな。

 EMGに磁力モーターを入れる。少しばかり調整が必要だったが、セッティングは出た。まずはセミで撃つ。レスポンスが良くなっている! びっくりするほど速いというわけではないが、感覚的に自然な感じ、しっくりくるレスポンスだ。いいね。

 サイクルを測ってみる。7.4Vで12、11.1Vで16だ。なんと、350円黒モーターより若干だが落ちてる! レスポンスが良くなったから、てっきりサイクルも上がったと思ったのだが。

 これらのことからすると、磁力が超強力なこのモーターは、高トルク型だったということだろう。自動車の1速みたいなもので、ゼロからの立ち上がりは速いが、スピードは出ない。高回転型は、例えば3速で、3速発進は遅いが回転にのれば速度は出る。

 磁力が強ければトルクが大きいという単純なものではないだろうが、サイクルは速すぎず、しかしセミのレスポンスは良くしたいという、結果として私が求めるものにドンピシャだった。

 逆にいえば、ハイサイクルだからといって、トリガーレスポンスもいいとは限らないということか。不思議だなぁ。

 素の魅力のEMGが、さらにシンプルに良くなった。なんだかんだ、育ってきてるなぁ。