昨日の桜フェスからスタートした「釧路さくらまつり」は今月26日まで開催されるとのことで、主催者の皆さんの素晴らしい企画に感謝です。


昨日は「桜を学ぼう会」で、釧路で長年に亘って桜を育ててきた方の体験談のあったようです。

 

今日は、桜育ての親の会の濱木会長から釧秋の森の説明を受けました。

 

柳町公園Cブロックに、秋田銀行釧路支店が創立30周年記念事業として1995年(平成7年)に、280本の桜を植樹し、「釧秋の森」と記載されたプレートが、桜とともにCブロックにあります。

 



柳町サクラ守が結成されたのは平成21年だそうですが、平成7年に植樹した桜の成育状況が悪く、その原因は桜と桜の間隔が狭く栄養を取り合うのが原因だとわかったところから、寄付金を募り平成25年に間引きや移植を行ったそうです。

 

その後、背の高い大木のヤチダモなどの枝葉が、日光を遮断し地中深く根を張るなどのことで桜の育成を阻害するとして、周辺住民の理解を得てサクラ守が自力で伐採作業を行っています。

 

現在、柳町公園には約1,700本の桜が植樹されていて、そのうち7割がエゾヤマ桜だそうです。

もともとは運河だったという柳町公園。

 

そしてこれから開花する釧路八重についてのお話もあり、大変勉強になりました。

 

とても貴重なお話を聞くことができました。

きれいな景観には、陰の力があってのことです。

今日のお話を聞いて、感謝の気持ちを持って桜を鑑賞したいと思いました。