今日、防災庁舎前を通りましたら桜がもう少しで咲きそうになっていました。



私はまちなかを歩くことがよくありますが、釧路市は「ウォーカブル推進都市」に賛同し政策実施パートナーとして、ともに具体的な取り組みを進めている自治体に登録がされています。

 

国土交通省のホームページから(令和元年7月12日付け)

 国土交通省は、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」の形成を目指し、国内外の先進事例などの情報共有や、政策づくりに向けた国と地方とのプラットフォームに参加し、ウォーカブルなまちづくりを共に推進する「ウォーカブル推進都市」を募集します。

 世界の多くの都市で、まちなかを車中心からひと中心の空間へと転換し、人々が集い、憩い、多様な活動を繰り広げられる場へと改変する取組が進められています。
 これらの取組は、ひと中心の豊かな生活空間を実現させるだけでなく、地域消費や投資の拡大、観光客の増加や健康寿命の延伸、孤独・孤立の防止ほか、様々な地域課題の解決や新たな価値の創造につながります。
 これらを踏まえ、本年6月26日に「都市の多様性とイノベーションの創出に関する懇談会」において、"WE DO"~Walkable,Eyelevel,Diversity,Openをキーワードとするこれからのまちづくりの方向性が打ち出され、石井大臣よりこの取組に向けた政策実施のパートナーとして「ウォーカブル推進都市」募集等の指示がありました。

 

国土交通大臣は、これまで公明党から選出されていますが「ウォーカブル推進都市」を募集した当時は、現在の石井啓一幹事長が大臣の時でした。

 

車社会から人がコミュニティがとれる空間へ

 

東京都狛江市は子どもたちが道路にお絵描きができる空間があり、書き終えたら道路をきれいにする取り組みがあり、公共を使うルールも遊びを通して行っていると思われます。


道路にお絵描きしていた時代に育った私には、動画で色とりどりに描く子どもたちの様子は懐かしくもあり、今のように車を1人1台所有することが当たり前になった時代に危険を回避するため、その空間がなくなっていることと、誰もが集いやすい場所を都心部にすることで憩いの場であり、賑わいの場とすることにも繋げていけるものと思っているところです。


 

北海道の東部にある釧路は、夏が涼しい冷涼なまちとして北海道の「ちょっと暮らし」ではダントツの1位を誇っていますが、冬の寒さが厳しい寒冷地でもあります。

 

娘が大学時代に留学したノルウィの気候が釧路と似ていて、気候が似ている海外の事例もまちづくりに参考にできるのはないかと、これまで委員会で質問をしています。

 

LRTについて強く関心を持ち始めたのは、車社会から大きく方向転換を行い、環境施策に本気で取り組む海外の様子を学んだことによります。

 

また小樽港がクルーズ船岸壁の完成によって14万tクラスの大型クルーズ船の受入れが可能になりましたが、釧路港も西港区ではなく東港区に大型クルーズ船の入港を望む声が多くあります。


現在、釧路港の将来ビジョン懇談会が開催されていますが、港湾計画の改定に反映されることを望むものです。

 

釧路が変わることを意識し、環境対策にも力を入れる街として世界から選ばれる街になることを強く願います。