「お母ちゃん革命」の著者で森のわらべ園長の浅井智子さんの講演に私の心の中がとてもざわつきました。

 



それは共感の意であり

「森の中で育てる」「自然の中で育てる」

 五感が育つことの大切さを感じました。

 

以前、公共交通セミナーに参加したときに、車(送迎)移動と、歩きながら道端にある花木に目を向け触れたり風を感じながら移動する子供の育ちに大きな差が出ることを話されていたことも思い出し、共通点があると思いながら、今日の講演会を振り返りました。

 

田舎育ちの私は身近に山や川があり、そこに連れて行ってくれるのは父で山ブドウの採取や魚釣りは子どもの頃の思い出として今も残っているものです。

 

我が子を育てる中で、自分が育った環境がとてもプラスになったように思います。

 

夢中で外遊びをする子どもは、小さい体ながらに大人顔負けの体力があります。

子育ては親である私自身も、ともに育つ期間としてとても大切な時間でした。

 

こども家庭庁が発足され子ども施策が展開されていますが、その目的はしっかり示させるようにしなければ、浅井先生からご指摘があったように、子育てができないお母さんをどんどん増やしてしまう懸念があります。

 

今日聞いたお話を、この釧路でどう具現化させることができるか。

 

講演を終えた後、私に声をかけてくれた子育てママがいます。


その方と今日の講演の感動を共有し、さらに子どもの自殺者が多いことに対して、黒柳徹子さんが「紛争地域では子どもの自殺者がいない」と語っていたことを教えてくれ、常に身の危険と人が攻撃により命をおとす現状を見たときに「命」の尊さを必然的に学んでいることに、とても悲しい現実ですが、本当にその通りだと思いました。

 

たった一つしかない「命」です。

「命」の大切さがわかることも「森のようちえん」の中にあると感じました。

 

そして

親と子がともに「何かを成し遂げる喜び」を継続して行える環境をどうつくるか

親と子だけが向き合うだけでは、時に息が詰まることがあります。

地域の中で安心して子育てができる環境も大事です。

 

釧路市内には、親と子の居場所を作ってくれている方々もいます。

多く方々のお知恵を頂きながら、釧路の子どもが自分に自信をもって行動できるように私ができることを考え行動していきたいと思います。

 

もう一つ私が大きく共感したことがあります。

それは「お母ちゃんの力で経済をまわす」

私はお母さんに限らず、男性が経済を回す社会に依存することなく、女性も経済を学びましょうと呼びかけています。

背中を押してもらったようで嬉しかったです。


貴重な講演をこの釧路で聞くことができたことに感謝しかありません。

関係者の皆さま、本当にありがとうございました。