一般質問で、公明党議員団の松原議員が「生理の貧困」について質問をしています。

 

「生理の貧困」は、コロナ禍で浮き彫りになった問題に一つで、今年の3月に公明党の佐々木さやか参議院議員がいち早く、この問題について国会で取り上げ実態把握と学校での無償配布など必要な対策の検討について求めました。

 

今回、国はコロナ禍に対応するための予備費を活用して、自治体がNPO法人に委託し女性の支援事業を行う場合に活用できる「地域女性活躍推進交付金」を拡充し、生理用品の提供を追加しました。

 

釧路市は、今議会の質問の答弁が「10月に相談窓口を設置する」というものでした。

 

新聞報道の記事を読んだ「釧路市女性保護の会」の佐藤会長から、「少しでもはやく生理用品を子どもたちに届けたい」というご相談のお電話を頂戴しました。

 

そして本日、蝦名市長と岡部教育長に佐藤会長より生理用品の目録の贈呈が行われ、同席させていただきました。


全く姿が見えませんが蝦名市長の隣に岡部教育長もいます。

 

佐藤会長は蝦名市長と岡部教育長に、生理に対して不安を抱える子どもや父子家庭の子どもたちにきめ細やかな配慮ある対応を求めていました。

立場の弱い女性に寄り添い、多岐にわたる活動をされてきた長年の経験からにじみ出る言葉に、私自身が学ぶものが多くありました。

 

2019年11月20日に絵本作家のモリノサカナさんに来ていただいて「こどもの権利を考える」の講演を公明党議員団が主催で行った時に参加いただい事がきっかけで佐藤会長とご縁ができました。

 

自ら虐待の経験を持つ絵本作家のモリノサカナさんの講演会を釧路で開催したいと強く願い実現でき、偶然にも11月20日は国連で「こどもの権利条約」が採択された日でした。

ご縁というのは不思議なものだなと、つくづく感じます。