今朝早くに宅配が届き、
下着姿の人は上にコートを羽織って受け取りのためにドアを開けた。
家の中でコートを着ているのも変な人だけれど
ボタンをしなかったために受け取るときに少しはだけて、
なんか宅配の人を目眩く(めくるめく)早朝エロスに誘ってるような人みたいに思われたらやだな(大丈夫、そう思うのは自分のぼさぼさ頭が見えないわたしだけ)。
かろうじてコートの下が全裸でなくて良かった。
困ったのは郵便配達のお兄さんが
優しくて丁寧でイケメンだったことだ。

着払いであることがわかっていたので
小銭入れを持って出たのに、
100円足りなくて、お兄さんを待たせて
札入れを取りに戻る。
「寒いのにお待たせしてごめんなさい」
「大丈夫です。雪は積もってますが、止みましたよ」
そのとき初めて雪が積もっていることを知った。
屋根に雪が積もっている。
曇り空で屋根と空の境がわからなくなっているから
雨樋が空のエッジ。



あっつ。やばい。
今日は午前11時に永田町まで行くんだった。

下着姿にコートの女、瞠目してから
配達員に「お氣をつけてね」などと言い、
早く支度をしなければならないのに
包を開けてからじゃないと準備に取りかかれない。
届いたのは、缶好きの私に、千疋屋やフォションの空き缶🩷