Rock Musical BLEACH アランカル編 | 葉ぼたんのブログ

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ロックミュージカルBLEACH は、久保帯人先生のBLEACHを原作とした舞台作品です。2003年頃から何作も上演してきた人気作品です。再びBLEACHを観ることができるなんて感動です。

私は再炎の頃から見続けている筋金入りのブリミュファンです。アランカル編が舞台化されるとは今まで思ってもいませんでした。登場人物が多いし、アランカル達の戦い方が独特過ぎて舞台作品になりにくいと思っていましたから。

今回は、嬉しい誤算です。

開演前に、「もうひとつの地上」の音楽が流れていて、昔のファンには嬉しかったです。


ルキアから崩玉を奪い、虚圏へ行った護挺十三隊の隊長3名の藍染、市丸、東仙。彼らは崩玉を使い、次々と破面を産み出していた。

現世に帰った一護たちは、次々と侵攻してくる破面達と戦う。一護は、己の中にある虚が大きくなっていくことに危機感を覚えて思ったように戦えない。そんなおり、No.6のグリムジョーがやってきて一護と戦う。自分の不甲斐なさを感じた一護は、バイザードと呼ばれる平子の元で修行を始める。茶渡や石田、織姫達もそれぞれの思惑で修行を始めたのだった。

現世での戦いで、織姫を認めた藍染は、織姫を捕らえるようウルキオラに命令する。織姫は、捕らえられて、虚圏の藍染の元に監禁される。

それを知った一護達は、虚圏に織姫を奪還しに行く。そこには、たくさんの破面がいた。特にエスパーダと呼ばれる10人は、恐ろしく強い。一護達は、織姫を奪還できるのか。


かなり原作に忠実に作ってありました。最初に現世にくる破面のウルキオラとヤミーのシーンがあり、グリムジョーと部下達の侵攻のシーンがあり、原作を大切にしていると感じました。

一角の卍解のシーンもあり、龍紋鬼灯丸が出てきましたが、ちゃんと龍が赤く染まっていく作りになっていて感動しました。

また、一護の刀も赤や白に、ルキアの刀は白に染まりました。スターウォーズみたいに刀が光る仕組みになっていました。かっこよかったです。

また、卍解や技などは、映像を使ってプロジェクションマッピングで作ってありました。前作よりアニメっぽい迫力が増したと思いました。


メインでない役でもきちんと舞台にでてきました。シャウロン、ディ・ロイ、ネル、ノイトラ、ザエルアポロ、ゾマリ・ルルーなどが出てきました。アンサンブルの人が演じたと思うのですが、再現度高かったです。

また、石田父、卯ノ花隊長、虎徹勇音副隊長、涅マユリ隊長なども出てきました。マユリ様が出てきたときには感動して思わず叫びそうになりました。


今回の一護は、木原瑠生さんが演じてました。初見ですが、なかなかアクションがよくて、よい一護だなぁと思いました。

石田雨竜役は佐藤永典さん。さとちゃんは、石田そのものでした。彼の演技力はすごいことはわかっていますが、あんなに見事に2.5次元の役をこなすのを見ると本当にすごいと思いました。

また、藍染役は、井澤勇貴くん。F6のおそ松くんですね。こちらも藍染の再現度高かったです。また、歌うとダントツに上手かったです。いろんなミュージカルに出演しているので、歌は慣れたものなのでしょう。


大好きな市丸ギンは、秋沢健太郎さんが演じていました。ハイキュー!!の烏野の部長澤村大地を演じた方ですね。以前遊馬くんがゲストで出演するというので、彼のイベントに行ったこともあります。

グリムジョーは、植原卓也くんが演じてました。相変わらず細くてかっこよかったです。アクションもスピード感があり迫力ありました。ダンスシーンはなかったけれど、歌うシーンは結構ありました。グリムジョーの声は作っていたのですが、歌うと植原くんだなぁと思いました。


市丸ギンの姿勢が、原作そっくりで、感動しました。しかしながら、出番がほとんどなかったです。最初のシーンが、ソールソサェティの藍染と一護、恋次との戦闘シーンだったのですが、そのときに「射殺せ神槍」の見せ場があったぐらいです。あとは、ほとんど出ませんでした。

アランカル編なので仕方ないと思うのだけれど、かっこいいギンさんだっただけに、見せ場を作ってほしかったです。


客席には、男性の観客もいました。原作BLEACHの人気でしょうか。

BLEACH好きな方はぜひどうぞ。銀河劇場にて、26日まで上演中。