こんにちは、野崎です

今日は弊社工事部で施工中の新築現場へ行ってきました


こちらの現場は横浜市の某新築現場

外壁ALC面を吹付けタイル(防水型複層塗材E)で仕上げます

ALCとは軽量気泡コンクリートの事で、表面は家庭で使う軽石の様な建築材料…
RC(鉄筋コンクリート)に比べると建物内部に雨水が浸水しやすい

そこで、塗装はとても重要

今回は吹付けタイルの中でもグレードの高い防水型複層塗材E
この仕様は、官公庁でも使われていて、壁面の防水性を飛躍的に向上させます
微細なひび割れに対して優れた追従性を示し、雨水の浸入を防止します
RC構造の建物ではコンクリート下地の中性化防止に役立ちます

※下塗材・主材・上塗材の三層で構成されています

↑解りづらいですが、塗装前のALCパネル

↑フィラー(下地調整材)を塗ります

その後、弾性主材塗り…
主材塗りには2工程あり、まづはベース塗りです

ベース塗りはローラー又は吹付けで施工します
ベース塗は重要で、ゴムの様に伸び縮みする弾性主材を規定通りの塗布料で
均等に塗っていきます

なかには、ベース塗りをやらない業者もいるようですが、
それでは弾性タイルの意味がありません

ベース塗りが終わると次は、同じく弾性主材で模様を付けます(玉吹き)

 
 ↑左はベース完了         ↑右は玉吹き完了

模様吹きはお好みで玉大小・凸部押え(ヘットカット)・ゆず肌と立体感のある模様
が選べます
左のベースが黄色いのは色粉をおとしていて、模様吹きが均等かを解りやすくするためです

吹付けタイルの工程で、もっと技術の必要な作業になります
因みにこちらの模様は工事部職長の藤原作品

 

模様吹きが完了すると、今度は上塗り材を塗っていきます

こちらの現場は上塗材を3色使って色分けをします

足場解体後に完了写真をUPします

それでは… ご観覧有難うございました

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