雪対策 | はばたき日記

はばたき日記

千葉県八千代市米本にある障害者就労支援施設(就労移行支援・就労継続支援B型)はばたき職業センターの最新情報を発信。

本年も引き続き、様々な道具を紹介していけるよう頑張っていきたいと思っている楸(ひさぎ)です。

本年最初の内容は、今週、初雪を観測したこともあり
『雪と氷がはった時に便利な道具』 を調べてみました。

まず、私が車椅子乗用車なので車椅子の便利グッズから紹介していきます。
実際に、雪上でも移動可能な車椅子は存在します。
ですが、簡易式電動車椅子とは違い、金額がバカになりませんし重いです。
(因みに、金額は約80万円位です)

そんな中、こんなサイトを見つけました。
このサイトで紹介されている製品は、『ホイールブレード』というもので、
車椅子やバギーのキャスターに取り付けることで雪上移動を可能にした製品のようです。
開発された方はスイス出身の車椅子使用者の方で、雪の多い国ということもあり、
雪が降ると外に出ることが困難だった状況を何とかしたいと思い、
ホイールブレードを開発されたそうです。
残念ながら、電動車椅子には『簡易式』の方は使えますが、
簡易式でないものには使用できません。
しかも、電動で動くために作られたわけではないので『手動のみ』の使用になるようです。
300㎝の積雪まで使用可能だそうですが、そこまで積もってしまうと外に出られないと思われます。

その他様々なサイトを閲覧させていただきましたが、似たような感じな物が多かったです。
もう一つ、サイトのURLを載せておきますので、気になる方はご覧になってみてください。

杖を利用されている方は、杖用の『アイスピック』があります。
一度取り付けておけば、使用する際は地面に付く部分に取り付け、
使用しない時は柄の方に向けておけるようになっているようです。
アイスピックとなっていますが、滑りやすい場所で重宝するのではないでしょうか?

視覚障害の方への対応は、
点字ブロックが積雪により埋まらないための『防雪施設の設置』があるようですが、
便利道具などは探し出すことが出来ませんでした。

聴覚障害の方への対応は、雪の多く降る地域でも対策を考えているらしく、
『これ!!』という情報がありませんでした。

その他、健常の方でも雪道は危ないため家に居る・外に出ない方が良いとの意見もあり、
最後は自己判断が重要なようです。

カナダでは、市によって異なるようですが「移動支援」としてではなく、
「公共の交通機関」という扱いで自宅から送迎してもらえる所もあるそうです。
気になる方は、こちらをご覧になってみて下さい。

障害を持っていて、仕事に行っている方、旅行を考えている方など、
様々な方がいらっしゃると思います。

今回、関東での初雪の観測も有りましたので『雪』をテーマに行いましたが、
ちょっとした疑問を感じる部分がある場合、調べて情報を発信できればと思っています。

最後になりましたが、本年もよろしくお願いいたします。