こんにちは(^^)/

今日は強迫性障害や不安障害の治療に効果的な森田療法を生み出した精神医学者である森田正馬先生(1874-1938)の話を書きたいと思います。

 

森田先生は高知県の生まれで、幼いころから神経質な性質を持っていたそうです。

9歳の頃、お寺で地獄絵図を見て以来、「死の恐怖」が頭から離れなくなった経験をしています。

 

その後、パニック障害や体の不調へのとらわれにも悩んだことから、医学を志し、精神医学を学びたいと考えるようになりました。

 

そして、東京大学在学中にも様々な恐怖や身体症状にとらわれ、医師には神経衰弱や脚気と診断され治療を受け、多くの薬も処方されていましたがなかなか回復しませんでした‥

 

進級試験を前にも、頭痛や雑念恐怖、自分の体のことばかりに注意が向いてしまったり、父親からの学費の送金がないことに憤り、勉強に集中できないでいました‥

 

しかしその時、、やけになった森田先生は

「もうどうでもなれ!!」と思って

服薬をやめて、症状や悩みや不安があったとしても、

無我夢中で寝ないで試験勉強に打ち込んでみたところ

不思議なことに、死ぬほど苦しかった不快な症状がいつの間にかなくなって、集中して勉強に取り組むことができ、成績が上がってしまったのです。

 

症状を持ちつつも、あるがままにして

目の前のことに没頭することで、状態がよくなるという経験を身をもって体験したことで

自分の症状が、疲れや神経の問題からくるのではなく、神経質から起こった精神的症状だと自覚し、長年思い煩っていたことを克服する転機となったのです。

この経験が森田療法を確立していく布石となりました☆

 

今では森田療法はアメリカや中国、ヨーロッパなどにも広がっていて、神経症だけでなく、うつ病等の治療にも用いられるようになりました。

 

私もこのマインドは本当に大切だと思います。

不安を何とかしようと思うと、不安はなくなるどころか

反対に大きくなっていきますからね(^^;

 

森田先生が提唱して下さったこのマインドは

強迫症や不安症からの回復にとって本当に大きな希望だなと思います。

 

 

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