いやー終わりました。
2016/8/31〜9/4
『水質調査官』をもちまして
劇団バッコスの祭、晴れて解散! とあいなりました。
日が迫るにつれどんどん客席が埋まっていって、お客様対応に追われてしまい
ブログが滞っちゃってごめんなさい。
打ち上げではさすがに泣いたけど
それとて悲しい寂しい涙じゃなくて、
これまで私たちはこんなにもたくさんの人たちに愛され、支えられていたんだ
と再確認した、嬉し悔しい涙だったように思います。
千秋楽のあたたかいトリプルコールは一生の宝物です。
マジで。
本当にみなさんありがとうございました!
そうそう、バッコスを神DVDという形で支えてくれていた撮影・編集の林さんが
解散記念PVを作ってくれてたんだよー!!
客演さんたちが声がけして、劇団員へのサプライズギフトとして打ち上げで流してくれました。
これには泣くしかなかった。
ものすごい愛とクオリティなのでめっちゃ公開したいけど、JASRAC的にアウトなので個人で楽しむしかできぬのだ! すまん!!
劇団員たちもすでにそれぞれの道を胸はって歩き出しているようです。
今後とも、元劇団員たち、そして辻明佳を!!
なにとぞよろしくお願いします(✿´ ꒳ ` )
私は、とりあえず来年6月下旬にひとつ
でかい企画が進行しつつあります。
うまくいくといいなあ……!
詳細詰めたらまたご報告しますので、なにとぞなにとぞー!!!
てなわけでまずは今作のふりかえりから
千恵・奈緒の仲良し度がもはや恋人レベルな件。
小屋入り前にはこの三人でお泊まりしてたそうです。萌え
頭の回転とバッコス愛がすごくて、
私のネガティヴ発言をいつもひっくり返してくれたさき。
顔は困りがちで態度はひかえめだけど、役者としての火は何気に熱かったしおり。
黒い部分が見つからないみんなの天使、りょうこ。
いつも元気をもらってました。
決断がいまいち弱いやさしい村長と、気が気じゃない姉。
愛だねえ。
いつも一所懸命悩みながら、それでも女子の重い荷物には必ず手を貸すそうちゃん。
役者としての矜持をいっぱい持ちながら、ひかえめなスタンスを貫いたさよさん。
役者としても、武内夫妻とのコントラストという意味でも、助けられました。
今回の物語の中で「成長」する夫婦と、それを見守る家族。
大事なパートをあたたかく担ってくれてましたよね!
礼儀正しくて何にでも積極的で、踏んできた場数を感じさせるみほ。
いろんな大変さを抱えながら、いつもにこにこより良い提案をし続けてくれたじゅんねえ。
面倒見よくて仕事早くて、じつはバッコスの肝っ玉母ちゃんだった愛梨。
そしてにわくんがいなければこのバッコスはなかった。
あなたがたのおかげです。
産廃処理場の二人。
この二人の抑圧された感じがなんともまあ母性くすぐりますよねー(๑´ڡ`๑)
水戸部さんの負のオーラ全開な佇まいと、最後はちょっと前を向けた鉄平くん。
最後までスッキリ感動! で終わらせないバッコスらしさを担ったというかなんというか。
お互いのんきで細かいこと気にしない、でも凝り性な者どうし、何度もつまずきながら、ずっと一緒に黙々と作業してくれたさいか。
私に舞台のすべてを与えてくれたもり。
また元気で会いたいです。
フラタニティのお二人。
都会の雰囲気の洗練された演技。
そして水を売ることのエゴと理想を凝縮して見せてくれた二人でした。
つねに水持ってんな姉さん
すべてのボケを秒殺で拾ってくれるシニカルなツッコミでありながら、
千秋楽の開演前には誰よりも早く泣いていた越中。
バッコス女優としていろんなものを分け合い競い合ってきた姉さん。
ほんとにお世話になりました。
富島の二人。数人殺してそうな風貌の大野征十郎と
成金キラキラなりんこちゃん。
冒頭ではめちゃくちゃ憎らしいけど、二人ともいいキャラすぎて萌えがとまらない!
たぶん台本で描かれてない部分では、終盤りんこと明子は仲良くなってんじゃないかなと思ってます。
ジャジーな遊び心と、人間をおもしろがるという形の愛にあふれた小野さん。
舞台上でもプライベートでもリラックスできるまりん。
最後にからめて嬉しかったです。
アンケートすべて読ませていただいてますが、この二人がたくさんの方に愛されてて本当に嬉しいです。
最初台本読んだときは「あー悪役かー」と思ってましたからね(笑)
役についての相談とかはほとんどせず
「お互いがお互いをめっちゃ好き」てとこだけブレなきゃなんとかなるよね、
をコンセプトに好き勝手やらせていただいた結果
明子の毒が強くなればなるほど文太さんが仏と化してそれをやわらげる
という神構造ができあがってました(✿´ ꒳ ` )
やらかせばやらかすほどお互いおいしい٩( ᐛ )و
ものすごい反響があった「好き!」とかは全部私のアドリブが採用されたとこだったのですが
信頼するまりんと、何やってもフォローしてくれる文さんがいたので躊躇なくやりたい放題させていただきました。。。m(_ _)m
お芝居はみんなで作るもんなんだなあ、とあらためて実感し
成長させていただいた公演でした。
このメンバーがそろって舞台に立つことはもうないかもしれないけど、
最後にこの作品をみんなで形にできたことは本当によかったなと思ってます。
いつかまたどこかで会ったとき、共に成長していられるように。
私もまたがんばります。
あらためまして、
この作品に関わってくれたみなさま、
本当にありがとうございました!
えっと次は、
小道具裏話とかいただきものとか
裏用語集とかやるよ!!