「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」 | ハーコン博士の映写室。

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 - 博士が静止する日 -


ハーコン博士の映写室。-アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ 今回紹介する作品は、2010年アメリカ制作のバイオレンス・スリラーです。


原題は「I Spit on Your Grave」。

監督は、スティーヴン・R・モンロー監督。

出演は、セーラ・バトラー、ジェフ・ブランソン、ダニエル・フランゼーゼ、ロドニー・イーストマン、チャド・リンドバーグ、アンドリュー・ハワード、トレイシー・ウォルター。


この作品は、1978年「発情マニアル」のリメイク版です。

確かビデオやDVDでは「悪魔のえじき」ってタイトルだったと思います。


それでは観ましょう、DVDをセット。


■□■□■ ストーリー □■□■□

小説家のジェニファーは、新作執筆のため森の奥の別荘にやって来た。

美しいジェニファーをなめるように覗く、地元の男たちの熱っぽい視線。

やがてその欲望は暴走し、野獣と化した男たちは別荘に侵入、ジェニファーに襲いかかる。

繰り返しレ○プされ、肉体も精神も踏みにじられてゆくジェニファー。

男たちに射殺される寸前、ジェニファーは川に身を投じた。

死体は発見されず、彼女の消息は絶える。

時が過ぎ、ジェニファーの復讐がはじまった。

簡単には殺さない。

自分と同じ、いや、それ以上の恐怖を味わってもらう。

そして1人、また1人……。


■□■□■ 感想 □■□■□

お~凄まじく残忍な作品ですな…

リベンジ・バイオレンスとしてはかなり楽しめたな。


話は単純で、人里離れた森の奥の別荘で執筆活動をしていた小説家ジェニファー。

彼女は地元の男どもにレ○プされ命からがら川に身を投じた。

その後、復讐の鬼と化し男どもに復讐をはじめる…って、話。


前半は、女性にはキツイレ○プシーンがある。

しかもネチネチと変態野郎どもの餌食に…映画と分かっていても可哀想なシーンだ。

それだけ主役ジェニファー役のセーラ・バトラーの演技が素晴らしかった。


そして後半からは、この映画の見所、残忍な3倍返しの復讐劇!

復讐される側が、憎たらしい変態野郎達なので、いくら残忍な復讐方法でも可哀想だとは一つも思わない。

むしろ「やれやれ!もっとやれ!」と心の中の悪魔が騒ぎ出す。


面白いのは復讐方法で、彼女が受けた屈辱と同じ屈辱…

いや3倍の屈辱を変態野郎1人1人にブチかますところかな。

なかなかエグい復讐方法で面白かった。


残念なのは、ジェニファーが川に身を投じた後、復讐に至るまでの経緯が描かれてなく、突然現れ復讐が始まるところかな。なので若干 物語に深みがないのね。

しかし、主役ジェニファー役のセーラ・バトラーを始めとする変態野郎の面々の迫真の演技がそんなとをぶっ飛ばしてくれる。


驚いたのは元ネタ「発情マニアル」は実際の事件が基になっているところかな。

リベンジ・バイオレンスが好きな方にはオススメ。

しかし、「ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-」 のようなドキドキ感はないね。


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